購入前に試すことができない電動歯ブラシ…比較してベストバイに選ばれた製品は?

  • 更新日
  • 有効期限 2024.07.02

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電動歯ブラシにもたくさんの種類があって、どれが良いのか・どれが合うのかわかりませんよね。

メーカーによっても特徴があり、家電批評では比較しています。

 

今回は電動歯ブラシのQ&Aや、選ぶ際に重視すべきポイント、
そして比較の結果1位を獲得した電動歯ブラシを紹介します。

 

電動歯ブラシの素朴なギモンQ&A

 

 

Q. 電動歯ブラシの正しい使い方を教えてほしい

 

A. 歯に当てたら動かさずに固定して汚れを落とします

 

電動歯ブラシの使い方の前に、まずは手磨きとの違いを説明します。

手磨きでは振動がないため、操作のしやすさを重視してペンのような持ち方をするのが基本。

一方、電動は振動があるので、しっかり保持するためにできるだけ多くの指で握ります。

また、手磨きでは歯ブラシを動かして汚れを落としますが、
電動は歯に当てたら固定(歯を移動するためのなぞるような動きはある)して汚れを落とします。

 

Q. 手磨きより電動のほうが簡単?

 

A. いいえ。電動のほうが難しいです

 

越智先生のもとに来る患者さんのなかには、電動歯ブラシをやめてしまった人も多いそうで、
その理由の多くが「ラクだと思って買ったのに大変だった」というもの。

1本ずつ固定して磨くため、手磨きのようにざっくり全体を磨くことができず、
しっかり汚れを落とすためには説明書の所要時間以上に時間がかかるなど、実は意外と大変。

手磨きをきちんとできる人が、それ以上を求めて使うのが正しい流れです。

 

Q. 電動に替えたけど汚れ落ちが弱い

 

A. もしかしたら歯周病対策に特化した製品かも

 

正しい方法で磨いているのに汚れが落ちていない気がする人は、使っているブラシをチェック。

先端に極細毛が付いている場合、歯周病予防を重視したブラシかも。

こうしたものは、テストでも歯垢除去力が弱くなる傾向があったので、別のブラシに付け替えてみましょう。

 

Q. ちゃんと磨けているか自信がない…

 

A. 歯医者でチェック可能

 

Q1で正しい歯磨きの方法を解説しましたが、目に見えない汚れがちゃんと取れているか心配ですよね。

そんなときは歯医者でチェック。

ちゃんと磨けていない場合、正しい歯の磨き方も教えてもらえて至れり尽くせり。

 

電動歯ブラシの選び方
重視すべきポイントは3つ

 

(1)電動歯ブラシは大きく2タイプある

 

パワー重視かやさしさ重視か

 

電動歯ブラシは、ブラシの動きの違いにより大きく2タイプに分けられます。

ひとつがパワフルで歯垢除去力に優れるといわれる『回転式』、
もうひとつが少ない刺激で肌にやさしいとされる『振動式』です。

 

また、振動式の多くは1分間に数万回振動する『音波振動式』ですが、
より振動数が多い『超音波振動式』も存在します。

 

(2)歯の汚れをしっかり落とす歯垢除去力

自分では判断しづらい部分です

 

『歯垢除去率◯%』『歯垢除去率◯倍』といったコピーをよく見かけますが、
購入前に確かめる術はほぼなく、買っても自分の舌の感覚頼み。

そこで、編集部で汚れ落ちをテストしました。

 

(3)ブラシや重さなどの使いやすさも重要

手磨き用とはいろいろ違います

 

電動歯ブラシは手磨き用の歯ブラシに比べて重く、磨くときに振動もあります。

また、ブラシの形状や毛束の配置、サイズ、毛先のつくりなどもメーカーにより大きく異なります。

さらに磨き方を選択できるモードを備えていたり、スマホと連携して磨けているか確認できたりと、さまざまな機能を搭載。

これらの使用感は歯科医がチェック。

 

前歯も奥歯も表面がツルツル!
使いやすくて価格も安い殿堂入りベストバイ

 

 

音波電動歯ブラシ ET003 / EPEIOS

 

2年連続ベストバイ製品を受賞したこちらの電動歯ブラシ。

エペイオス社は、2020年設立と歴史は浅いものの、質の高いデザイン家電をラインナップする、
今売り出し中の国内発のブランド。

その認知度を高めるきっかけとなったのが、累計販売本数が3万本を超えたといいます(2023年1月時点)。

 

本製品が誌面に初登場した昨年のテストでは、歯の表面や側面だけでなく、
難易度が高い奥歯の溝や歯間の汚れまでしっかり除去。

それまで王者だったパナソニックをはじめ、名だたる大手メーカーの製品を上回るブラッシング力を見せ、
編集部一同を驚がくさせました。

 

また、振動が強すぎず、毛がソフトで歯茎への負担が少ないことも、歯科医や一般モニターから好評。

加えて、数万円クラスがごろごろ転がっているなか、約5000円(当時)で買えるコスパの高さも魅力でした。

 

その性能やコスパを再認識させられた今回のテスト。

人口プラークを落とすテストでは、前歯や奥歯を磨き上げる力はさすがのひと言。

特に、奥歯の側面に関しては20製品中唯一、最高評価の『優秀』を獲得しました。

 

さらに、試用した歯科医からは、「歯間が磨きやすい」と高評価。

ただし、テストでは昨年ほどの歯間の汚れ落ちは確認できませんでした。

 

使い勝手も良好です。

重量が約130gとほかの製品に比べてやや重いものの、重心バランスがよいのか持っていて疲れません。

4時間と短めの充電時間で最大180日(1回2分で1日2回の場合)使えるロングライフ設計も強み。

スマホ連携などの最新機能は備えていませんが、「これで十分なのでは?」と思わせる完成度でした。

 


 

本誌では、メーカー別の特徴や、ベストバイランキングも掲載されています。

 

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