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三谷幸喜さんが脚本と監督を務める映画として5年振り、9本目となる映画『スオミの話をしよう』は、
長澤まさみさん演じるスオミを主人公にした謎と笑いに満ちた贅沢な1本。
CINEMA SQUAREでは、主演の長澤さんの様々な魅力が爆発する本作の現場にて
お二人に対談インタビューをしています。
長澤さんに普通の役ではつまらない
おふたりは意外にも映画では初タッグとなります。
三谷:長澤さんいは舞台(『紫式部ダイアリー』)に出演してもらったことはあるけど、映像は初めて。いつかお仕事がしたかったので、やっと夢が叶いました。最近の長澤さんを見ていて思うのは、どんどんお芝居が上手になっているから、期待値が上がる。これは普通の役ではつまらないなと。他の俳優さんにはオファーできないような役をやって欲しいと思います。
長澤さんは、演じるスオミについて、どう感じましたか?
長澤:台本を読ませていただいて難しい役だなという印象を受けました。どういう風にスオミを引き出したらいいんだろう?と、なかなか想像がつかなくて苦しみましたね。でも絶対にできない役は神谷監督はやらせない方だと分かっていたので、とにかく台本を読み込んで勉強するのみだなと。
三谷:僕から長澤さんにお聞きしたのですが、僕の(映画監督としての)現場は初めてじゃないですか。長澤さんはほかの監督ともたくさんお仕事をされているから、僕の現場がどんな風に映ったか、すごく気になる。
長澤:基本的にどのカットも大体1シーンですよね。
三谷:そうですね。大体テイクワンで長回しが多い。
長澤:現場や俳優の集中力が生む、その一瞬を捉えようとされるのはすごく映画的だし、映画ならではだな、と。違いが集中力を上げ切ったフレッシュな状態のものを、映像に込める、一瞬を切り抜くというのが私の映画のイメージなので。三谷監督はそれをやってらっしゃって、とても映画的な撮り方をされると思いました。
三谷:そうなの?意外だな。逆かと思っていた。僕はもともと舞台の人間だから、できることなら、全部長回しでいきたいくらい。それが映像作品にたくさん出演されている長澤さんからしたら、違和感があるんじゃないかと思って。
長澤:でもそれって監督の色じゃないですか?三谷監督の作品でワンカット1シーンが多いのは、物語が地続きにあるからじゃないのかなって。時間の流れが割とはっきりとあるじゃないですか。アバウトじゃなく。
三谷:そこは脚本家なので割としっかり構成して作っていますね。
長澤:だからカット割がなくても、監督の作品は演じていればカットが自然と割れていく印象があります。
三谷:さすが、いいことを言ってくれるじゃないですか!
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