この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限以降は本誌は非公開となります。ご了承ください。
演じる役を魅力的に見せるだけでなく、そこから覗く彼自身の素顔や仕事への向き合い方に
どうしようもなく惹かれてしまうのが鈴木亮平という人なのだと思います。
そんな『鈴木亮平というヒーロー』の素顔。
婦人画報の短時間の撮影でも、その集中力で魅せてくれました。
鈴木亮平さんの『ヒーロー論』
抜群の射撃スキル、冷静な頭脳を持ちながら、美女には弱いお調子者のスイーパー(始末屋)。
憧れの冴羽獠を演じる気持ちとヒーロー論をインタビュー。
演じる役はもちろんのこと、その役に説得力をもたせる徹底的な役作り、趣味も多く、世界遺産検定も1級。
鈴木さんご自身がヒーローですよね?
「でしょ?いや、ウソですウソ。そんな、答えづらいなぁ(笑)。でも、役ならば確かにヒーローをたくさん演じているかもしれません。自分にとってヒーローといったら、『人のために働ける人』かな。
でも、冴羽獠はじつは僕の中ではちょっと違っていて。ダメなところもあって、ヒーローというよりは愛情をもっている存在といったほうがよいかもしれません。でも、子どものころのヒーローは?と問われたらやっぱりそこは冴羽獠なんです(笑)。ジャッキー・チェンにも憧れていましたが、やっぱり強いですからね。いま、あらためて冴羽獠のどこに惹かれるかと聞かれたら、人間らしさや弱さなのではないかと思っています」
「今回のストーリーでは描かれていませんが、彼はパートナーの(槇村)香に惹かれていき、自分といると危険に巻き込むとわかっているのにどうしたらよいか決められません。涼しい顔でそつなくいろいろなことをこなすのに肝心なことを決められない優柔不断なところ、その人間らしさや弱さを愛しく思うんです。
そして、彼をヒーローだなと思うところは、じつはおバカに振り切れるところなんですよね。大人がそこまでふざけられるってすごいですし、それができるのもそもそもスイーパー(始末屋)としての腕と、熱い心があるからなんですよ。やるときはやるという気持ちがあるからどこまでもおバカになれる、そこがヒーローなのかなと思います。
“獠ちゃん”には、一つルールがあるんです。依頼を受けるのは、心が震えたときだけ。そこが彼のかっこよさ。自分の中のぶれない正義を軸に行動しているんですよね」
鈴木さんの正義、何によってそこまで頑張れるのかが知りたくなりました。
「何によって頑張れるのかは、その作品によって違うのだけれど、今回の作品で言うと『子どものころの自分をがっかりさせたくない』という点が大きかったと思います。うまくいく、いかないは別にしても、100%やったぞ、という地点までいかないと、当時の自分に顔向けできないという気持ちがありました。
『TOKYO MER』であれば、医療従事者の皆さんに恥じないように、という責任を感じながら演じていました。
今回は子どものときの自分への思いです。初めてアニメやフィクションの世界に興味をもったのが『CITY HUNTER』なので、この人たちは本当に新宿にいるんじゃないか?という、当時感じた没入感を伝えるにはどうしたらいいかを考えながら演じてきました。1980年代を令和に移した時代設定もですが、難しかったのはやはり実写という点。アニメや漫画なら自然に観られるという点。アニメや漫画なら自然に観られることが、実写となるととたんに難しくなります。冴羽獠が実際にいまの新宿に生きていたら、それを北条司先生が描いたらどうだろう?というのをみんなんで考えましたね」
本誌ではインタビューの続きをお読みいただけます。
初夏の健康応援キャンペーン
初夏の健康応援キャンペーン期間中に
新規でご注文をいただいたお客さまから
抽選で合計10名様にプレゼント!
『giftee Wellness Box』 5,000円相当を10名様に…!
giftee Wellness Boxとは、
日々の健康を意識したラインナップの中から、好きな商品を自由に選べるギフト。
季節の変わりめ、梅雨、体調を崩しやすい時期ですが、
健康を意識して健康のために始める時期にすることで
夏に向けてのカラダづくりができたらいいですね!
Fujisan.co.jpには、健康を応援する雑誌もたくさんあります。
上のキャンペーン画像をタップして詳細をご覧ください!
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限以降は本誌は非公開となります。ご了承ください。