この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
今号の月刊エアステージでは、2023年7月から2024年6月までの航空業界ニュースがわかるダイジェスト版を掲載。
企業研究とともに、この1年の航空業界はどのように動いてきたのでしょうか。
今回はいくつかあるニュースから、ANAのニュースを3つピックアップします。
【ANA】国内線の次世代フラッグシップ
『ボーイング787-10』が就航
2024年3月27日、ANAの次世代フラッグシップ、ボーイング787-10が
東京(羽田)/札幌(新千歳)に就航しました。
今後は国内の幹線に順次投入されます。
ボーイング787-10はプレミアムクラス28席、普通席401席の計429席。
プレミアムクラスシートは国内線機材では最大クラスの座席幅56センチで、
15.6インチの最新薄型パーソナルモニターを搭載。
普通席シートにも13.3インチのパーソナルモニターも国内最大の大きさです。
また、同機はボーイング777と比べ、約25%の燃料改善が見込まれています。
【ANA】国際線機内食のコラボレーションメニューが
3年ぶりにリニューアル
ANAは2024年3月1日より、国内外の著名シェフ、お酒のプロフェッショナル、
ANAのシェフで編成される『THE CONNOISSEURS』のシェフ監修による
機内食のコラボレーションメニューを3年ぶりにリニューアルしました。
リニューアルした『THE CONNOISSEURS』監修メニューは、
国際線ファーストクラス、ビジネスクラスの和食・洋食メニューに加え、特別機内食にも導入。
日本発の欧米路線で提供するほか、日本初の一部の東南アジア路線でも事前に予約すると利用できます。
【ANA】CAの制服にパンツスタイルを導入
身だしなみのルールも一部改定
ANAは2023年11月より、ANAブランドの女性CA用制服にパンツスタイルを導入しました。
これによる、働きやすさや作業性の向上を目指しています。
また、パンツスタイル導入を機に、
フロントラインスタッフのメイクアップやヘアスタイル、髪色、アクセサリーなどの身だしなみについても、
年齢やジェンダーにとらわれない多様性を意識したルールに一部改定しました。
パンツスタイル導入について、同社CAは
「パンツスタイルは動きやすく機能的。スカート・パンツから選べるようになり、より自分らしい着こなしができます」
とコメントしています。
本誌では、ANAだけではなく、航空業界のさまざまなニュースが掲載されています。
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。