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魅惑のボイスで声優に俳優にと活躍の場を広げる津田洋次郎さんがnon・noに初登場!
話題沸騰中の出演アニメや学生時代の思い出など、気になるあれこれをインタビューしています!
可愛いルックスと
渋い職人かたぎな声のギャップにハマる!
テレビアニメ『ラーメン赤猫』の原作漫画を初めて読んだ時は、正直なところ驚きました。
だって“猫がラーメン屋を営んでいる設定”って今までにないじゃないですか(笑)。
猫だけが暮らしている世界が舞台ならばわかりますが、人間界でのお話というのが新鮮で。
そのシュールな世界観に加えて、登場する猫たちがみんな可愛くて、読み進めるうちに自然と癒やされました。
作中で僕が声を担当するのが、店長の文蔵。
もちろん彼も猫ではあるのですが、僕自身はあまり“猫を演じている”という意識はなくて。
どちらかというと渋い職人かたぎな人をイメージして演じています。
監督も僕の地声を想像してくださっていたのか、初回からスムーズにアフレコに臨むことができたという印象です。
あまり猫らしくない文蔵さんが、時折見せる“猫っぽさ”がこの作品の魅力の一つ。
従業員のなかの唯一の人間でブラッシング担当の珠子になでられている時は
特に“あ、文蔵さんも猫だったんだ”と気づかされてほほえましいですね。
そんなシーンは声にも少し変化をつけているので、ご注目ください。
収録の合間はキャストの皆さんと猫やラーメンの話をよくしています。
佐々木役の杉山紀彰さんがすごく猫好きで3匹飼っていらっしゃるので、
そのお話を聞くことも。
僕自身も中学生の頃までずっと猫と暮らしていたので、猫トークは楽しいですね。
ラーメンについては、お店の情報交換が中心で、この作品の初回アフレコ前にもラーメン屋に立ち寄ったんです。
期待していたものの、スープがとても濃く感じられて……。
その話を共演者の方々にしたのが思い出深いです(笑)。
後日、ハナ役の釘宮理恵ちゃんがそのお店に行ってくれたのですが、その時は普通の濃さだったそうなので、
もしかすると分量が間違っていたのかも?
もう一度挑戦したい気持ちはあるけれど、またあの濃い味が出てきたらと思うと
勇気が出なくて、まだ伺えていないです(笑)。
もし現実世界に『ラーメン赤猫』という店があったら行きたいと思うほど、
ラーメンがおいしそうに描かれているのもこの作品の見どころ。
正直、“飯テロ”アニメです。
普段は体のことを考えて深夜のラーメンを我慢している方もいらっしゃると思いますが、
週1なら大丈夫でしょう……!
放送日を“ラーメンの日”にして、食べながらアニメを楽しんでいただけるとうれしいです。
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