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寒さゆえの不調が出やすいこの季節。
天然生活では、気を整え、元気に過ごすための知恵を
植物療法士『チムグスイ』主宰の鈴木七重さんにインタビューしています。
体の声をよく聞いて冷えを見逃さない

「昔は冬が大の苦手でした。全身が冷えていて、どんなに厚着をしても常に体のどこかが寒いと感じる状態。そのせいでいつも肩に力が入っていて……。『またあの辛い時季がやってくる』と恐怖に感じていたほどです」
そう話すのは、植物療法の魅力をさまざまなかたちで発信している鈴木七重さん。
十数年前から食生活や身につけるものなどを見直した結果、冷えを感じずにすむようになりました。
いまは肩の力も抜け、心穏やかに過ごしています。
「大きかったのはインナーをウールやシルクなどの天然素材にしたことと、靴下の重ねばきなどをして足先をしっかり温め、頭寒足熱を心がけたこと。効果が大きかったので、冷えに悩む人にはぜひおすすめしたいですね」
ほかに実践しているのは、体を温める冬野菜をよくとるようにすること、
朝日を浴びながらのウォーキングなど。
そして、やはり日常的に頼りにしているのはさまざまなハーブです。
温め効果や抗菌作用を持つハーブのお茶やチンキ、精油などを日々の暮らしに取り入れて、
冷えや風邪などの不調を防いでいます。
「主宰する講座の生徒さんたちと話していて感じるのが、冷えを我慢している人が多いということ。『ちょっと寒いな』と感じても薄着のままでいたり、室温を上げずにそのままにしているので、やがてそれが当たり前の状態んいなってしまうんです。そうやって気づかないうちに冷えが蓄積していくと、体がカチコチに固まったり体調が悪くなったりする『冬バテ』になってしまいます」
そうならないためには、冷えを見逃さず、体が心地よいと感じる状態をキープするのがコツ。
お風呂上がりなどの体がホカホカした状態をしっかり覚えておいて、
常にその状態を保つように意識することが大切です。
少しでも寒いと思ったら1枚多く着たり、室温を1度上げたりすること。
そうした日々の積み重ねが、冬の寒さに負けない体を作ります。
「日々の体の声に耳をすまし、自分をしっかりいたわること。それが冬に限らず、毎日をすこやかに過ごすうえでの秘訣だと思います」
本誌では、他にも気が整う冬の健康習慣が紹介されています。
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