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2023-05-01 発売号 (2023年6月号)
音楽アーティスト、俳優、そしてキャスター。
さまざまなジャンルで活躍する亀梨和也さんですが、いま、人生の転換期を迎えているように感じているといいます。
GQ JAPANでは、亀梨さんが現在の心境を、率直に語っています。
アーティストとしての亀梨和也
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この撮影と取材は、2月から始まった『KAT-TUN LIVE TOUR 2023 Fantasia』の合間に。
まず、音楽アーティストとしての亀梨和也さんに、ひさしぶりに観客が声を出せるライブの感想を尋ねます。
「去年のツアーでは、声が出せないからこそ楽しんでもらえるようなアプローチを考えました。たとえば、しっとりとしたナンバーをじっくり聴いていただいたり、照明に工夫を凝らしたり、僕らもオーディエンスも、コロナ禍での楽しみ方を模索してきました。だから、声を出せなかったライブを否定するつもりはありません」
ここまでひと息にしゃべってから、亀梨さんは少し間を置いて、じっくりと考えて言葉を選びます。
「確かに、声援が聞こえる今回のツアーでは、みなさんが発するエネルギーを感じながらパフォーマンスができる幸せを噛み締めています。でも、あたりまえだと思っていたことの価値を確認したり、演出を工夫したりするなど、(コロナ禍で)いい意味での変化もあったように感じています」
ツアーの演出に関してはかなりの手応えがあったといいます。
「デジタルとフィジカルの融合、というのが長年のテーマでした。今回のステージでは実際に砂を降らせる仕掛けがあるのですが、デジタルの技術が進歩すればするほど、リアルなアイテムや身体を使うことの重要性が増すと思っています」
穏やかな口調で理路整然と演出について語る姿からは、アーティストとしてだけでなく、演出家やプロデューサーとして飛躍する可能性を感じます。
俳優としての亀梨和也
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俳優としての亀梨和也さんについて。
2021年秋に主演したNHKドラマ『正義の天秤』は、放映中から続編を望む声があがるほどの好評を博します。
そして実際に続編の制作が決まり、2023年5月6日(土)より『正義の天秤 Season2』が放映されます。
亀梨さんが演じる鷹野和也は、外科医から転じた天才弁護士という設定で、かなりエッジの立った人物です。
鷹野和也役を演じるにあたって、なにを考えたのでしょうか。
「一緒に仕事をした制作スタッフがもう一度集まれるというのはありがたいことだし、視聴者のみなさんから期待していただけるのもうれしいことですね。だから気合いを入れて制作に臨んだのですが……」
ここで亀梨さんは一度言葉を区切り、少し考えてから続けました。
「気合いを入れて演じるのは以前と変わりませんが、気合の入れ方が変わりつつあるかもしれません。撮影にあたっては、台本やセリフについて、共演者やプロデューサー、監督とずっと話し合いを続けながら進めました。
第一作に関しては、鷹野和也という男の、常識からはみ出た部分を力技で演じていたような気がしますが、今回は『作品をつくることは共同作業である』ということをより意識するようになったかもしれません」
本誌では、キャスターとしてのお仕事や、ひとりの社会人としての亀梨和也さんについてもインタビューしています。
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