この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
台湾の食事と言ったらどのようなイメージをお持ちですか?
台湾は旨い、そして安い。
そんな安直な考えで止まってしまっている方も意外と多いのではないでしょうか?
作り手も食べ手も食そのものへの敷居が低く、ストリートフードの浸透度も圧倒的。
その自由さこそが台湾の食トレンドをダイナミックに動かしていると言えるでしょう。
特に、美味しさの宝庫、台湾の首都・台北には至高の食体験が詰まっています。
主食とおかず、点心(軽食)の役割を兼ね備えながら発展した様々な小吃(シャオチー)が、無数のお店や屋台でよりどりみどりに食べられます。
選択肢が多すぎて、朝、昼、晩とお腹が空くたびに何を選ぶか悩ましい!
今号のRiCEでは、そんな嬉しい悲鳴をあげつつ、台湾初体験という女優の田辺桃子さんと、台湾の食を紹介します。
朝から幸せ!
台北の名店『以馬内利鮮魚場』で味わう絶品鮮魚スープ
まずは朝7時からオープンしている魚スープの人気店「以馬内利鮮魚場」へ。
以前はすぐそばの屋台でお店を構えていたといいますが、次々と人が吸い込まれてすぐ満員に。
お昼時には行列ができることも多々あるそうです。
毎朝市場から仕入れるというフレッシュな魚が1匹まるごと入った鮮魚湯が大人気。
台湾バジルの香りが効いて食欲をそそります。
さらに、炒麺はビーフンとのハーフ&ハーフをチョイス。
新しい美味しさの旅が始まりました。
「全然魚臭くなくて、身も食べたけど。噛むほど味わいがある。スープと一緒に飲むから余計に素材の味が引き立つような。炒麺も、さらさらしていて、あっさり系なんだけどちゃんと食べ応えがありました」と田辺さん。
名店『司機倶楽部』
タクシードライバー御用達の絶品魯肉飯(ルーローハン)
『タクシードライバー御用達と聞けば美味しいに決まってる?』
紹介されているお店は、「司機倶楽部」、司機とはタクシーを意味するとのことです。
夜遅くまでやっている魯肉飯(ルーローハン)の人気店ですが、美味しそうなお惣菜がたくさんあって目移りしてしまいます。
魯肉飯(ルーローハン)に青菜炒め、たけのこと豚のスペアリブのスープでバランス良くチョイス。
「お店の前で作っているのもすごく魅力的だし、気軽に入って注文したらすぐに熱々のを食べれるのもローカルで最高♡」
ご近所の常連客がテイクアウトを買いに次々訪れます。
「私ふだん写真が好きで撮ったりするんですが、ものすごく写真スポットだなって。こういうお店って旅で行きたいけど、なかなかたどりつけないですよね」と田辺さんは言います。
本誌ではさらに、様々なローカルフードや食の歴史についてご覧いただけます。
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。