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京料理の名脇役として、そっと寄り添ってきた醤油、味噌、酢、日本酒などの発酵食品。
今、『発酵』は、洋食材やスイーツとも相性がよく、さらにヘルシーと、注目を集めています。
伝統と今が織り成す京都ならではの味を堪能しながら、この冬は手作りの発酵食品にも挑戦してみませんか?
ことりっぷマガジンに掲載されている『冬の京都で発酵めぐり』からおすすめのお店をピックアップします。
発酵モーニングで素敵な冬の朝を
旅の朝に気分が上がる、からだも喜ぶ発酵ごぜん
『発酵カフェ Haccomachi』/京都市中京区
1927(昭和2)年創業の西京漬の老舗・京都一の傳がプロデュースする発酵カフェ。
発酵をもっと日々の暮らしに取り入れてほしいと、カジュアルなメニューが勢揃いしています。
少しずついろいろなものが味わえる『発酵ごぜん(1820円 ※2023年12月時点)』は、どの品も発酵食品を使っており、ヨーグルトに漬け込みジューシーなタンドリーチキンや、べったら漬けのすり流しスープなど盛りだくさんの内容。
『発酵クレープ(650円 ※2023年12月時点)』や『甘酒ドリンク(540円 ※2023年12月時点)』などのカフェメニューもぜひ。
華やか&ヘルシーな発酵ランチ
心と体にやさしい食で穏やかな和みのひとときを
『和想日々 京都』/京都市中京区
メニューや商品の開発から製造までを手がける『京都 食と暮らしの研究所』内のカフェ。
店名の『和』はなごむ、やわらぐ、あえる、仲良くするなど、研究所を主宰する吉村雅子さんのさまざまな想いが込められています。
抹茶や和ハーブ、豆乳や甘酒を使ったスイーツやドリンクをはじめ、有機玄米や発酵食品を取り入れた彩鮮やかな花膳や、発酵尽くしのランチコースを。
こだわりの天然酵母パン
下鴨の路地にたたずむ古民家で滋味深いドイツパンを
『自家製酵母のパンの店 はちはち』/京都市左京区
30年前に外国の友人宅で食べたライ麦パンの味が忘れられず、自家製天然酵母のパン作りを作り始めた店主の横田耕一さん。
7年前、西陣からここ下鴨へ移転した際も、繊細な天然酵母のことを考え、なるべく似ている環境の場所を探したそう。
お店で人気のライ麦パンは、かぼちゃの種が入ったものなど種類も豊富。
小麦では味わえない独特の深みがあり、体にもやさしい。
本誌では他にも京都にある発酵をテーマとしたお店が紹介されています。
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