ネットフリックス共同CEO「それぞれの国のローカルチームが本物を生む」

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全世界で2億8000万人超の会員を抱える動画配信大手、米ネットフリックス。

グローバル戦略の要諦は世界約50カ国で制作活動を進めるローカルチームです。

かつて日本市場の開拓も任された共同CEOのグレッグ・ピーターズ氏は拡大の手を止めません。

 

今回、日経ビジネス電子版にて掲載されている、米ネットフリックス共同最高経営責任者(CEO)のグレッグ・ピーターズ氏のインタビューをピックアップします。

 

ロサンゼルス以外に
コンテンツ制作の拠点を置いたのは日本が初めて

 

会員数は全世界で2億8000万人を超えました。
なぜこうした成長が実現できるのでしょうか。

 

「私たちが提供する価値は非常にシンプルです。まず世界中のユーザーに高品質で多様なコンテンツを届けること。2つ目に迅速かつ効率的にコンテンツを見つけられるようなユーザー体験を提供すること。そして人気が出るコンテンツを創り出し、文化的な議論や進歩など社会現象を起こすこと。この3つが重要だと考えています。

3つの価値を提供するために欠かせないのが、世界各地に拠点を置くローカルコンテンツチームの存在です。日本でもヒットした『地面師たち』のような作品をつくるには、その国のクリエーターと関係を築き、信頼を深める必要があります。そのためには、我々のチームが実際にその地に拠点を構えていることが非常に重要です。

本社以外に29のオフィスがあり、約50カ国でコンテンツの制作をしています。実は、米ロサンゼルス以外にコンテンツ制作の拠点を置いたのは日本が初めてでした」

 

ローカルチームが本物を生む

 

2024年上半期の人気作品を見て、非常に多様な国のコンテンツが入っていることに驚きました。

 

世界中の多様な作品を提供できたのは、やはりローカルチームの力が大きいですね。彼らがいることで、オーセンティック(本物)な物語を作ることができますから。そしてその作品を、まずはローカルの視聴者にしっかり届けることが何より重要だと思っています。

作品が世界中でヒットするようになると、ついグローバルな目線で物事を見てしまいがちです。でも実は、ローカルの視点で作品をつくり、その国の人たちがすごく良いと思ったコンテンツこそが、世界中の人たちも見たいと思う作品なのです。それぞれの国にはまだ世界に知られていない物語がたくさんあり、可能性を秘めています。それらをどんどん届けていきたいと思っています」

 

まずはローカル、そこから世界に広がっていくということですね。

 

「そうですね。ネットフリックスで世界中でヒットした作品を見ても、まず制作した国での視聴が一気に伸び、そこから他国に広がっていくパターンがほとんどです」

 


 

本誌ではインタビューの続きをお読みいただけます。

 

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