
ソトコト
「本を読む」ということは「食べる」と似ている。
何が自分の栄養になるか、血や肉になるかわからず食べるように、
何が自分の為になるかわからず読書をする。
渋谷区・初台にひっそりとたたずむ「fuzkue(フヅクエ)」。 カフェでも、本屋でもない、本を読める店とのこと。 2014年にオープンしてから静かに本を読みたい客が滞在する、 意識的に穏やかな静けさを作り出している空間。
カフェでよく見る女性たちの話し声や、
学生たちの元気に喋る姿はない。
一人で来る人が多く、平均的な滞在時間は2時間半。
お店に入り、席に着くとお店の「ご案内とメニュー」が渡される。 会話・撮影・ペンの使用・パソコンの使用などの項目別に
注意事項が書かれており、
メニューにたどり着くには12ページの案内を読んだ後。
まず入店してから12ページ分の案内を読むことにびっくりだが、
店主の阿久津さんは 「初めて来た方でも、快適に過ごせるようにしている」とのこと。
ここには読書をこよなく愛する人が集まる。
しかしそこに会話はなく、ただひたすら、読むのみだ。
店主・阿久津さんの本を愛する気持ちと、
本を愛する人が心地よく過ごせるように作られた店内が
いつも本好きな人を歓迎している。
]]>





