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2025-02-25 発売号 (2025年4月号)
今号のOCEANSは木村拓哉さんが表紙を飾っています!
そして5つのラグジュアリー観を語っていますが、対談ページではスタイリストの野口 強さんと『本当のラグジュアリー』について語っています。
本当のラグジュアリーとは?

お二人は35年前ほどに共通の知り合いがいる遊び場で出会い、一緒に仕事をするようになったそう。
野口さんが、木村さんをスタイリングする際に意識していることとは?
野口:例えば一般的なモデルみたいに、服に着せればいいだけではない。“木村拓哉”という人間をスタイリングするわけなので、自分たちのファッション観を押し付けるのではなく、“木村拓哉像”を活かしつつ、キャラクターを作らないといけない。いかにも衣装を着ただけになると服もキャラも馴染まない。だから自分の中では『私服を着ている』というイメージを考えていました。
木村さんは、野口さんと出会ったことで、ファッションに対する考えに変化はありましたか?
木村:バリバリありました。ファッションだけでなく、音楽や映画、食にいたるまで、とにかくいろんな刺激をもらい、それは今でも変わっていません。なかでも『TPO』はいちばん教わったかもしれません。しかも、いわゆる時間や場所、シーンに応じて服装などを使い分けることだけでなく、“動物的なTPO”。つまり、初めてお会いする人に対してどんな気持ちで接するべきかなど、対人的な嗅覚ですね。
どうすれば木村拓哉になれますか?
読者の中には「俺もキムタクになりたい!」と思っている人も多いんどえすが、どうやったらなれますか?1mmでも木村さんに近づきたいのですが……。
野口:愚問(笑)!なれないですよ。もちろん、なりたいと思うことはいいと思うんです。でも、同じことをやっても仕方ない。その人に合う格好良さが絶対にありますから。ものまねをするのではなく、彼の要素をちょっとだけ拝借して、自分なりにアレンジをしてオリジナリティに変えていけばいいと思います。
では、木村さんにとって、野口さんはどんな存在ですか?
木村:自分の気分や好みを言わなくてもちゃんと準備をしてくれる、自分のことを熟知してくれている人。
あと例えばファッション以外に音楽やアート、カルチャーなど、自分がそれまでまったく興味を持っていなかったことでも、強くんが興味を持っているとなれば確実に意識します。だって絶対にハズレがないというか、間違いない。飲食店の話をしていて「あそこの店、美味しかったよ」と言っていたレストランは全部大当たり。
でも、強くんが自分の服を「これよくない?」とすすめてきたことは一度もありません。着ているものや身につけているものを勝手に僕が意識しているだけ。そういう存在として、今後も続いていくんだと思います。
本誌では、お二人のさらに深い対談が掲載されています。
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