成田悠輔が語る「雑誌の死」と「週刊文春」の“醜悪”な成功:なぜマスメディアは滅びゆくのか

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PRESIDENT今号の特集は「お金のいい話」
今記事では、経済学者・成田悠輔氏のインタビュー記事を紹介します。

しかし、そのインタビューは驚くほど「破滅的」な展開を見せます。

一体なぜ、成田氏は「お金のいい話」の中で、ここまで踏み込んだ議論を始めたのか――。

 

なぜ雑誌は売れなくなったのか

 

ーー以下記事抜粋。

 

日本の雑誌産業はまもなく滅びるでしょう。ビジネス誌だろうがファッション誌だろうがジャンルに関係なくです。

わずか四半世紀で売り上げが3分の1以下と大きく衰退しました。

さらに無駄に敵を増やすために付け加えますと、滅ぶのは新聞も同じです。

雑誌業界と新聞業界には共通点があります。
衰退に対してほとんど無策だったということです。

雑誌というものが読者に与えている体験の質は、絶頂期だった約30年前と今とほとんど変わっていません。

扱われるテーマや固有名はもちろん変わっていますが、体験の構造や性質は同じということです。

むしろ昔のほうが予算も才能も集まっていたので、時間をかけて作り込まれた企画や、デザインに凝りまくったものが多かった気さえします。

早い話が、地球の裏側の未開の地に写真家が出かけて世界初の景色を撮ってくる、みたいな雑誌記事がゴロゴロあったわけですから。

 

 

「週刊文春」だけが息をまいている理由

 

そんな雑誌界でほぼ唯一元気に見えるのが「週刊文春」です。

いま国内で最も社会的に人間を殺している民間組織が「週刊文春」のような気もします。

ただ、歴代の編集長や記者たちが、取り立てて悪魔的な人だとは思いません。

むしろ、雑誌の絶滅の危機と向き合ってほとんど唯一の雑誌が「週刊文春」に見えます。
このままだと死ぬことに気づいたから、ふつうのネットマーケティングを愚直にやった。

その結果が、他人の不幸が生きがいの匿名読者の群衆に最適化した醜悪な今の「週刊文春」なのではないか、と。

今の時代に雑誌が生き残るためにふつうの努力をすると、あれくらい極端な存在になってしまうという教訓なのだと思います

裏を返せば、正気と良識を保って真面目にやっているように見える雑誌はことごとく怠惰であり、滅びゆく運命にある時代だとも言えるのかもしれません。

 

本誌では、『21世紀のマスメディアが「マスゴミ」と呼ばれるワケ』に続きます。


 

本誌では他にも、お金のいい話のトピックで『貧乏だった人ほどお金持ちになる「億り人」になれる人の条件』を紹介しています。

 

 

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