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暑くなってくると、なんだか食べたくない…
飲み物ばっかり飲んでお腹ちゃぽちゃぽでごはんはいらない…
ということが増えてきませんか?
今号の婦人画報の「名医が教える漢方でQOL向上講座」の連載では“食欲がない”を特集。
食欲がない原因やおすすめの漢方薬をピックアップしてみました。
夏は胃腸の働きが落ちて食欲が低下しやすくなる季節です。
また、ストレスのせいで胃の働きが悪くなることもあります。
東洋医学では、食欲不振をどのように捉えてどんな漢方薬を処方するのでしょうか?
食欲がない!どうしたらいい?
更年期世代の“食べたいけれど食べられない、食べる気がしない”という食欲不振の原因は、おもに胃腸機能の低下、精神的ストレスによるものが考えられます。
食欲不振が続くと疲れやすくなったり、貧血になったり、さらには体調を崩しやすくなったりも。
東洋医学では、胃、肝臓、膵臓、消化酵素まで「脾」と捉え、小欲不振は脾の働きの低下と考えます。
夏に脾の働きの低下が起こるのは、水が溜まって消化吸収が悪くなる「水毒」という状態によることが多いです。
そしてもうひとつ脾の働きの低下は『気(メンタル)』やエネルギーを動かす『肝』の働きの低下とも関係しています。
肝の働きの低下原因にはストレスも挙げられます。
つまり食欲不振の原因は
①脾(胃腸系)の働きの低下
②肝(メンタル計、エネルギー系)の働きの低下
と考えます。
更年期世代の食欲不振には
「六君子湯(りっくんしとう)」
「抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんっぴはんげ)」
「十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)」
「人参養栄湯(にんじんようえいとう)」
などがおすすめ!
内から外から、夏の冷えた体を温める養生法
更年期世代の食欲不振は、胃腸が冷えて胃腸機能が低下することで起こる場合があります。
内側からと外側から温めて、胃の血流をよくしましょう。
■内から温める
『温かいものを食べる』
体を温めて消化を促す食べ物には、しょうが、シナモン、山椒などがあります。
食べすぎに注意しながら適度に摂りましょう。
唐辛子など汗をかくほどの辛い刺激物は、胃腸に負担をかけ、かえって体を冷やします。
利尿作用のある緑茶やコーヒーなどに含まれるカフェインは、尿を出すことで体を冷やす作用がありますので控えめに。
■外から温める
『みぞおち(胃)の裏を温める』
夏は冷房が効きすぎていることが多いので要注意。
体の外から温めることも大切です。
背中を温めることで胃腸が温まります。
効果的なのは、使い捨てカイロをみぞおちの裏にあたる背中に貼ること。
また、おへその周りを温めることで、脳はおなかが温まったと勘違いします。
各漢方の効用や、どんな時に用いるかなどの詳しい説明もあるので、ぜひ続きをご覧ください。
本誌では他にも、「美門来福幸せビューティ」として美容の話の特集や、平和画報ということで、平和についての特集を紹介されています。
本誌では記事の続きがご覧いただけます。
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