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感動する映画、怖い映画、面白い映画……
色々な作品があるなかで、どんな映画が好きですか?
今号のGINZA(ギンザ)では、「私たちには映画がある」を特集。
今回は、『私がパワーをもらった映画』をピックアップしました。
異次元の世界へ連れて行ってくれたり、優しい気持ちを思い出させてくれたり、ありえない境遇でサバイブするための術を学べたり。
無類の映画好きたちの心を動かした227作品を総まとめ!
ひとつの“体験”とも言える映画には、私たちに思いがけないきっかけをくれるパワーがあります。
パワーをもらった映画はこれ!

自らもスクリーンに携わる俳優や監督、映画好きで知られるファッション関係者やクリエイターなど。
総勢45名を奮い立たせた一作とは?
活力となったエピソードと共に、思い入れのある作品の魅力を語ってくれました。
1.『バーレスク』
2010年/スティーヴン・アンティン/119分
■高石あかり 俳優
町娘だった主人公アリが一歩ずつステップアップし、ショークラブのキラキラした世界で花開く物語にエネルギーをもらいました。
そして何より心が奮い立ったのは、彼女の圧倒的な歌唱力とパフォーマンス。
何かにとり憑かれたような力強い目線がたまらなく美しい!
2.『教皇選挙』
2024年/エドワード・ベルガー/120分
■児玉雨子 作詞家、小説家
前評判の高さにつられて観に行った『教皇選挙』。
枢機卿のローレンスを中心に、男性社会であるカトリック教会の中枢を描く本作の中で目に留まったのが、選挙期間中に枢機卿たちの身のまわりの世話をするシスターたちです。
新教皇を目指す有力枢機卿たちに次々と不正や不貞行為の疑いが浮上する中、「私たちは目に見えない存在だが、神は目と耳をくださました」と放ち、遠回しに真実を暴く。
彼女が静かにしかしはかりしれない勇気をもって、不正に声を上げるかっこよさに、エンパワーメントされました。
3.『ロストドーター』
2021年/マギー・ギレンホール/122分
■横澤琴葉 〈kotohayokozawa〉デザイナー
私がこの作品を観たのは、娘が1歳の頃。
世の中はコロナ禍で閉塞感が漂い、しんどいことばかりだけれど頑張るしかないと思っていました。
終始繊細な描写は内面に深く刺さりました。
一般的に正しいとされる選択とは異なる“自分の感情に従う”生き方に、同じ女性として励まされて。
育児も、誰も責めていないのに勝手に罪悪感を覚えてしまう、それまでの私の意識を壊してくれたんです。
映画館への愛も…

4.『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
2019年/クエンティン・タランティーノ/171分
■片桐はいり 俳優
1969年のハリウッドが舞台で、今もLAに存在する映画館たちが素敵に登場するし、スタントマン役のブラッド・ピットはドライブインシアターで暮らしている。
ありし日の映画産業への愛にあふれていたんですよ。
「もぎりを続けよう。映画館に帰らなきゃ」って。
だから本当にパワーをもらったし、具体的に人生を助けてもらった作品でもあるんです。
まだまだ続く、おすすめの『パワーをもらった映画』。読むだけで素敵なパワーがあふれてくる作品が満載で、ご自身のお気に入りの映画を見つけられるかもしれません。ぜひ本誌で続きをご覧ください。
本誌では他にも、注目したい若手女性監督や、8月の映画カレンダーなどを紹介されています。
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