和室は“スーツ”と同じ!?「書院造」と「数寄屋造」の違いや料亭や茶会で恥をかかない美しい所作&マナー

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日本独特の「和室」にはマナーがあります。
どんなマナーなのか…。
今号の婦人画報では「和室」のマナー大全を特集。
気になる内容をピックアップしました。

 

 

日本人の暮らしに欠かせない存在として受け継がれてきた和室。
現代的なライフスタイルのなかで和室で過ごす機会は少なくなりつつありますが、和室で行われる作法には、相手を尊び、場に心地よい調和を生むための先人の知恵が息づいています。
今回、茶道や礼法の専門家の監修のもと、嗜みとして知っておきたい基本のマナーを具体的にご紹介します。

 

 

和室を学ぶ

 

 

茶室や料亭、寺院の空間に足を踏み入れるとき、私たちは背筋が伸びるような心地よい緊張感を覚えます。
それは和室が単なる“古い部屋”ではなく、古より連綿と受け継がれてきた住まいの「型」を継承し、精神を宿す場だからでしょう。

 

日本の住宅史を研究する東海大学教授の小沢朝江さんは、

 

「私たちが今日使う『和室』という言葉は、明治期以降、西洋の建築文化が流入したことで生まれたもの。日本に元来あった住まいの在り方を、『洋室』と区別して呼び変えた背景には、自国の伝統を再定義しようとした当時の人々の美意識が息づいています」

 

と話します。

 

さらに、和室の空間構成を衣服になぞらえ、

 

「和室はスーツのようなもので、型がはっきりしています。大別するとふたつあり、武家を発祥とする『書院造』を基本の正装とすると、ネクタイを外し、あるいはTシャツに着替えるように遊びやゆとりを加えてアレンジしたのが、茶室由来の『数寄屋造』です」。

 

 

茶会に訪れたら?

 

 

茶道には、よりよく心が配られた丁寧な所作が多くあります。

 

「お茶を知れば、日常生活のさまざまな状況に対応できるようになる」

 

ともいわれます。

和室で活用できる、基本のお振る舞いをおさらいします。

 

入り口で履物を脱ぐときは?

正面を向いたまま履物を脱ぎ、室内に上がってから向き直って膝をつき、履物を揃えるよう心掛けます。後ろ向きで脱ぎながら上がると、出迎える方に背を向けるだけでなく、転ぶ可能性があります。場合により框や縁側に腰掛けても構いません。

座ってかがむことが難しい方もいますから、あとに続く連客が気を利かせて直してさしあげるなど、互いに思いやり臨機応変に対応することも肝要です。

 

 

まだまだ、和室のマナーについて続きます。ぜひ、本誌でご覧ください。

 


 

本誌では他にも、宝石が語る、世界の「断片」などを紹介されています。

 

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