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2025-05-30 発売号 (2025年7月号 No.311)
心を休める読書の時間、取っていますか?
VOGUE JAPAN (ヴォーグ ジャパン)では、「美しさと対話する、読書時間」を特集。
気になる内容をピックアップしてみました。
心を休め、ジェンダーを考え、想像力を広げる――美しさがふくらむ本を、ジャーナリストの竹田ダニエルが深掘り。
全12冊から、まず1冊を手にとって。
“処方箋的”マインドリリース本
最近、「休みの日なのに、何もできなかったって落ち込んじゃう」とか、「頭がずっとザワザワして、リラックスの仕方がわからない」といった声をよく聞きます。
SNSを開けば、「ひとり反省会ばかりしてしまう」とつぶやく投稿が並び、身近な友人の口からも「頭では大丈夫ってわかってるのに、心が重たいまま」という言葉が漏れます。
完璧じゃなくてもいいはずなのに、どうしても自分に厳しくなってしまう。
私たちは今、思っている以上に「心を解きたい」「安心したい」と願っているのかもしれません。
そんなとき、静かに寄り添ってくれるのが、本という存在です。
「もし、過去に戻れるなら」。
誰もが一度は思い描くこの願望を、そっと現実へと引き寄せ、海外のSNSでも大きな人気を集めているのが『コーヒーが冷めないうちに』。
脳内が鮮やかに彩られる本

日常の延長線上に、知らない景色を描きたいと思ったとき。
そこにあるのは、ただのファンタジーではなく、心の奥底から立ち上がるような想像力の世界です。
最近、想像力が以前より働かなくなっていると実感します。
気づけばスマホを無意識に開いては、スワイプとタップの繰り返しで、過激な動画や「人生を楽しんで生きている」人たちのコンテンツを眺めている。
誰かの人生のハイライトリールを通して、羨んだりしながら毎日を生きていないでしょうか。
すぐにアテンションを引く、視覚に訴えるものだけではなく、ページをめくることでしか届かない世界があることを、改めて思い出させたくなる。
芥川賞作家、安堂ホセによる『DTOPIA』は、純文学ならではの美しい描写とユニークなアプローチが、想像力を掻き立て脳内に存在する限界のバリアを壊してくれる話題作です。
おだやかにバイアスを解く本
「そんなこと言うと、面倒な女って思われる」と、無意識に発言を引っ込めてしまう、そしてさらに悩んでしまう。
世間からは「強い女」だと思われているけど、本当はそんなに簡単じゃない、そういう人も多いのではないだろうか。
まず、わかりやすい身近なところで言うと、「見た目が良ければすべてうまくいく」という幻想。
『キレイならいいのか』は、その幻想を痛烈に批判する、学者による一冊です。
まだまだ、素敵な本を紹介されています。ぜひ、本誌でご覧ください。
本誌では他にも、台湾週末旅で味わう至福、などを紹介されています。
〈この週末に本を1冊…読書についてはこちら〉
同じ1冊なのに人生が変わる!? “頭の良い読書”vs“悪い読書”——差がつく読み方の秘密とは
ページをめくるたび、心が動く。――読書好きが選んだ読書好きのための「人生を変える小説120」
慌ただしい毎日に、本がくれるご褒美。俳優・河合優実の読書時間“心の支えになる一冊”
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