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世界で動物保護活動が活発する中、日本でも動物や環境に配慮したエシカルな行動を意識する人や企業が増えています。
しかし、依然として日本は『アニマルウェルフェア(動物福祉)』後進国と言われているのも事実です。
日本の常識が、世界では非常識になっているかもしれません。
本特集では公益財団法人動物環境・福祉協会Eva理事長の杉本彩さんにインタビューしています。
「アニマルウェルフェア」は全ての人に関わる問題

アニマルウェルフェアを考える理由
公益財団法人動物環境・福祉協会Eva理事長の杉本彩さんは、幼少の頃から無類の動物好き。
芸能界入りした20代、一匹の子猫との出会いをきっかけに個人で保護活動を始めます。
その後、全国の自治体でのシンポジウムや小学校、民間企業からの依頼で公演活動を行い、
動物福祉の向上やアニマルポリスの設立について啓発活動を行います。
2014年に『公益財団法人動物環境・福祉協会Eva』を設立しました。
「まずは、私たちの生活が動物の犠牲の上に成り立っているということを、一人一人が意識しないといけないと思います。
私たちが普段口にする食品もそうですし、動物実験を踏んで開発された医薬品や生活雑貨もそうです。そのことを理解した上で、動物の命を尊重することが『動物福祉』だと考えています」
もちろん、いろいろな考えや思想を持つ人がいることも理解した上で、
動物の恩恵を受けている以上、動物福祉は誰にとっても共通の問題だと言います。
「動物の痛みや苦しみに配慮することはもちろんですが、動物福祉を考えることが自分たちの健康や安全につながっているということを、多くの人に気づいていただきたいと願っています」
例えば食事について。
動物福祉にのっとって飼育されている健康な動物のものだから、私たちが口にしても安全なもの。
動物の健康が、自分たちの健康にもつながっていることを理解し、
背景を知り、知識を得て、自分ごととして捉えてほしいと杉本さんは話します。
本誌では、杉本さんが『公益財団法人』を選択した理由や、活動内容などをお話ししています。
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