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世界最長の二枚貝とされる『エントツガイ』が沖縄県の西表島にて発見されました。
フィリピン、インドネシアなどの熱帯域に生息することは知られていましたが、
今回、日本国内で初めて確認されました。
エントツガイとはどんな生き物なのでしょうか?
子供の科学ではエントツガイについて解説しています。
エントツガイってどんな生き物?

エントツガイの特徴
エントツガイはフナクイムシという、船などの木材に掘った穴の中に暮らす貝の仲間で、
穴の壁面に石灰質の棲管をつくることで知られています。
フナクイムシと違い、エントツガイは泥地の海底に埋まって穴に暮らしており、
大きなものになると棲管の長さは1.5mになるため、世界最長の二枚貝といわれているのです。
エントツガイの発見
棲管の端が海底から突き出ているのを、沖縄県環境科学センターの小澤宏之さんが発見し、
エントツガイの国内初確認に至りました。
発見した当時について小澤さんは
「2019年に西表島の船浮湾を潜水調査しているときでした。海底から管が突き出ているのを見つけたのですが、最初は何かわかりませんでした。二枚貝が水を取り入れる水管が見られたので、掘り起こして詳しく調べたら、エントツガイの棲管だとわかりました」
これほど大きな二枚貝なのに、なぜこれまで見つかっていなかったのでしょうか。
「これまでの調査で、エントツガイは船浮湾の中でも限られた海域でしか確認されておらず、その海域に潜ろうとするダイバーはほとんどいないんです。ですから、今まで見つけられることはなかったのでしょう。限られた海域にだけ生息しているので、しっかり保護していかなければなりません」
エントツガイの生態はほとんど明らかになっていないといいます。
そのエントツガイが国内で発見されたので、今後研究が進むことが期待されています。
生態などの研究とあわせ、今後は法律などで希少種などに指定し採取を禁止するなど、
エントツガイの保護に向けた取り組みが求められます。
本誌ではエントツガイについてさらに詳しい記事をお読みいただけます。
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