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漫画『世界の終わりに柴犬と』をお読みになりましたか?
文明が滅びた終末世界を旅する柴犬の『ハルさん』と女子高生の『ご主人』の日々を描いています。
柴と飼い主さんならではの絶妙な距離感とジワジワくる愛情がたまりません!
どのページをめくっても柴犬だらけなのはもちろん、柴犬のかわいさも、クセの強さも、
飼い主さんへの一途な愛も、とにかく柴の魅力のすべてがギュギュッと詰め込まれている作品です。
柴のこの顔を、この動きを、この雰囲気を描き出すことができるのは、
作者が柴のココロを知り尽くしているからに違いありません。
今回のwanでは、漫画『世界の終わりに柴犬と』の作者・石原雄さんにインタビューをしています。
「好きなものリスト」の1位が柴犬だった

漫画『世界の終わりに柴犬と』は、石原さんの「好きなものを自由に描きたい」というアイデアから生まれました。
アイデアを考える際に、『好きなものリスト』を書いてみたところ、
ぶっちぎりの1位が柴犬だったため、主役は柴犬に決定!
ただし、編集者が柴犬漫画に今ひとつの力ではなかったため、Twitterへの投稿というスタイルでスタートしました。
愛犬・ハルとの楽しみは散歩とおやつ
「幸せは実在しません。感じるものなのですよ」
これは『世界の終わりに柴犬と』の1巻にあるセリフ。
こんな哲学的なセリフを口にし、時には医学や心理学の知識も披露する面倒くさい、いや博学な『ハルさん』。
でも愛犬・ハルは1日2回のお散歩とおやつを愛し、遊び好きなくせにドッグランでは『ぼっち』でたたずむ、柴らしい柴。
ご近所の柴たちからは、けっこうモテる!なんて一面もあるそうです。
柴犬しか出てこない作品のはずが……
スタート時は柴犬しか登場させないつもりだったそうですが、
読者のリクエストに答えて登場犬種が増えていきました。
モデルは、ハルと散歩中などに出会う犬たちです。
トリミングサロンがないはずの時代に、なぜプードルがかわいいスタイルなのか?などは気にせず…(笑)。
モデルは愛犬・ハルだけど忠犬ぶりはフィクション
『ハルさん』のモデルは、石原さんの愛犬・柴犬の『ハル』。
作品中の柴らしい態度や表情、動きなどは、どれも日常生活のなかでハルが見せてくれるものです。
ただし、「ご主人は完璧なのですよ?』と真顔で言い切る忠犬ぶりはフィクション。
本物のハルは丸1日留守番させると呼んでも来なくなり、
おやつでご機嫌をとるまでふてくされているタイプだそうです。
本誌では石原さんのインタビューに加え、愛犬・ハルの写真もたっぷり掲載されています!
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