【スキニフィケーション】スキンケア発想の頭皮ケアが『大人美髪』を復活させる!

  • 更新日

この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。

 

肌悩みと同じように、歳を重ねるほど悩みとして出てくるのが『髪』

ハリ・コシ・白髪・毛量など、人それぞれ悩みはありますが、
改善するにはスキンケアと同様に、ケアが必須です。

 

美的GRANDでは、美髪を作るための頭皮のケアについて紹介しています。

 

東京工科大学 応用生物学部 毛髪科学研究室の岩渕徳郎教授と
毛髪診断士・美容エディターの伊熊奈美さんのお二人が頭皮ケアについて対談!

今回はそちらをピックアップします。

 

頭皮ケアはスキンケアの応用
4本の柱を軸に『炎症のない頭皮』へ

 

伊熊:良い髪は良い頭皮から』と言いますが。実際のところは?

 

岩渕:結論から言うとイエスです。例えば赤みのある頭皮はトラブル(炎症)を起こしていて、ほかのエリアと比べて皮脂が多く水分が少ない。そこから生える毛は切れやすく、ハリ・コシも弱まっていることがわかっています。太さは変わらないんです。質が劣化します。

 

伊熊:皮脂が多くて水分の少ない皮膚にトラブルが起きるのは、顔と同じですね。

 

岩渕:頭皮の方が圧倒的に皮脂量が多く、頬の約5倍。頭皮の毛穴は頬に比べて大きいため毛包も大きく、そこに付随する皮脂腺から出る皮脂は多くなります。頭頂部がいちばん多く、後頭部が最も少ない。

 

伊熊:はい。後頭部は赤みが出やすいと思うのですが、それは皮脂が少ないからというより、髪が密集していて洗い残しが多いからと推測するのですが、いかがですか?

 

岩渕:本来の神の密度は頭頂部がいちばん高いですが、髪の重なりで後頭部はボリュームがあります。すすぎ方が悪くて残ったシャンプが刺激になって炎症を起こし、角層が剥がれて乾燥する、というトラブルを起こしている可能性はあります。

また、皮脂を落としすぎると皮膚の水分蒸散を防ぐ皮脂膜が作られず、乾燥が進んで炎症につながることもあります。

 

伊熊:つまり、『炎症のない頭皮が良い頭皮』。となると、いかに頭皮が炎症を起こさないか、が頭皮ケアのカギになりますね。

 

岩渕:そうですね。なお、皮膚の炎症と聞くと紫外線対策を思い浮かべますが、頭皮においては黒髪のメラニン色素が防御するため、毛分け部位以外はそこまで神経質にならなくて大丈夫。

 

伊熊:もともと頭頂部がいちばん髪の密度が高いのに、薄毛や脱毛などのトラブルは頭頂部に現れやすいですよね。それは血流が関係しているのでしょうか?

 

岩渕:頭部の中では頭頂部の血流が最も少ないです。血流が多いと髪のハリ・コシが増して毛が太くなるという結果が出ています。血流量の増加のためには頭皮マッサージが有効ということです。

 

伊熊:フェースケアは洗浄・保湿・UV対策が3大柱で、頭皮は血行を促すマッサージを加えたい。頭皮ケアのスキンケア化=スキニフィケーションです。

 

岩渕:はい、その通りだと思います。

 

頭皮ケアの4つの柱

 

  1. 洗浄
  2. 保湿
  3. UV対策
  4. 血行促進

 


 

 

本誌では、頭皮ケアの4つの柱を細かく解説しています。

この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。