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進化を続ける白髪ケア研究にグレイヘアの浸透など、
今、白髪を取り巻く環境や価値観は大きく変わってきています。
エル・ジャポンでは最新研究のリアルボイスから、
自分らしさを表現するための白髪との向き合い方を紹介しています。
白髪は過剰に恐れなくてもいい時代に
これまで多くの女性たちを悩ませてきた白髪。
その価値観が大きく変化してきていると毛髪診断士の伊熊さんは言います。
「きっかけのひとつが2017年に出版された書籍『グレイヘアという選択』(主婦の友社)。2018年には『グレイヘア』が流行語大賞にノミネートされました。背景には、年齢を重ねて敏感になっていく頭皮に対し、刺激の強い白髪染めを頻繁に行い続けるのがしんどい、と感じる女性が多かったということがあります。
その後、白髪ぼかしといった白髪染めのテクニックや、痛みを抑えながら色を入れられるヘアカラートリートメントなど、さまざまなケア方法が生まれました。
さらに近年、各メーカー独自の研究で白髪への有効性や安全性のエビデンスを取得した、黒髪に戻す成分も出てきています」
白髪が敵ではなくなる時代はもうすぐそこかもしれません。
白髪研究の最新研究
白髪の原因
(1)頭皮の炎症
健康的な頭皮は青白く、潤いがある状態。
頭皮が赤くなったり、黄色くくすんでいるのは炎症の証し。
今すぐ頭皮の色みをチェック!
(2)頭皮常在菌のバランス
日本人ほぼ全員の頭皮に、ある3種の菌が生息。
そのうち、コリネバクテリウムが増えすぎると頭皮炎症の原因になるので注意が必要です。
(3)メラニン色素の異常
さまざまな原因により、髪を黒くするメラニン色素が毛根部分で作れない、
作れても髪に運べなくなると毛が白くなり、初期白髪の段階に。
白髪は遺伝的要因より後天的な要因のほうが大きい
「毛髪科学の世界では、白髪は遺伝的要因より後天的な要因のほうが大きいといわれています」
そう語るミルボン研究員の伊藤さんは、4000人以上の頭皮や毛髪状態を調べる大規模調査を行っています。
その結果、多くの新事実が判明しました。
「まずわかったのは、頭皮の赤みと薄毛・白髪の相関関係。頭皮が赤くて炎症を起こしている人ほど薄毛になりやすく、白髪の数が多いんです。
炎症を起こす原因のひとつに、頭皮の常在菌バランスがあります。日本人の頭皮は3種の菌が約90%を占めて存在していますが、その中のコリネバクテリウムという菌が増えすぎると慢性炎症を引き起こすんです。いるだけで老化を促進するエンテロコッカスという菌も見つかっています」
さらに、白髪を黒髪に戻せる可能性も見えてきました。
「初期の白髪は、髪を黒くするメラニンは作られているものの、それが髪に届けられなくなっている状態。研究の結果、『葛根エキス』『カモミールエキス』『タイムエキス』などがメラニン輸送を活性化することもわかっています」

本誌では、ヘアケアの方法や、白髪に対するQ&Aなども細かく掲載されています。
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