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『大退職時代』にものをいうのは会社に対する社員の愛…!
ニューズウィーク日本版では、米コンサル企業のベストプラクティス・インスティチュート(BPI)とともに作成した
『いま社員に愛されている日米企業』が100社リストアップされています。
企業年金や医療保険、有給休暇などの充実度も確かに重要ですが、
本誌では働き手がどのような感情を抱いているかに注目しています。
今回は働き続けたくなる職場の条件をまとめた記事をピックアップします。
よい会社ランキングに上がる会社の特徴

新型コロナのパンデミックにより、仕事の世界に大激変が起き、働き手と会社の関係は多くの困難をはらんでいます。
米労働省によれば、2021年に職を辞めた人は4700万人に上るといいます。
「このランキングでは、人々が勤務先の会社にどのくらい好ましい感情を持っているかに焦点を当てた」と
BPIのルイス・カーターCEOは説明します。
なぜ、こうした感情面の要素を重視するのでしょうか。
働き手の会社に対する愛は会社の成功に直結するからです。
BPIは長年にわたり、さまざまな業種・規模の会社で働く3500人以上の人たちについて調べてきました。
それによると、会社を愛している人は、そうでない人に比べて、
平均以上の生産性を発揮する確率が4倍以上高く、離職率も高いそうです。
ランキングに入るための基準
このランキングに入るためには、企業はいくつかの基準を満たさなくてはなりません。
コラボレーションとチームワークが重んじられているか、昇進の機会があるか、よき社会の一因であるか…といったこと。
例えば20位にランクインしているフットウエアメーカーの『クロックス』は
2020年3月にコロナ禍が始まった直後、医療従事者に4000万ドル相当の自社製品を寄贈しました。
30位のアウトドアブランド『パタゴニア』は2021年の大口顧客である高級スキーリゾートから商品を引き揚げました。
このリゾートのオーナーの1人が過激な右翼系イベントを主催したことに抗議するためでした。
6位のアパレルメーカー『デッカーズ』は絶えず社員にアイデアを募り、時にはそのアイデアに投資しています。
46位のソフトウエア企業『ライブパーソン』は、キャリアの行き詰まりを感じた社員に部署の移動を認めています。
ランキングに挙がってくる会社たちは求職者から従業員、経営者に有益になるはず。
日米企業100社のランキングは本誌にてじっくり解説しています。
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