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東京ガスは、ロシア極東の資源開発事業『サハリン2』から
LNG(液化天然ガス)を調達しています。
世界を覆うエネルギー不安に直面する一方で、投資家からはCO2排出量削減も求められます。
ガス・電気の安定供給と脱炭素化をどう両立させるのかを東京ガス社長・内田高史氏にインタビューしています。
LNG調達をやめたら
日本のエネルギー会社はバタバタと倒れる
ウクライナ情勢が混迷を極めています。
欧米を中心にロシアへの経済制裁の動きが強まり、日本も同調しました。
東京ガスはロシア極東の資源開発事業『サハリン2』からLNG(液化天然ガス)を調達しています。
危機感は相当強いのでは。
「えらいことになってしまった、というのが正直な感想です。まさか本当に、ロシアがウクライナに侵攻するとは想像できませんでした。欧州は4割以上の天然ガスをロシアに依存しており、日本も10%ぐらいを調達しています。
経営者としては、ロシアの制裁目的でサハリン2からLNG調達をやめるなんて簡単には言えません。LNGの長期契約には一般的に『テーク・オア・ペイ 条項』が盛り込まれているからです。長期契約したからにはLNGを一定量引き取る義務があります。
買い手の割合で引き取らない場合は、その分を金額で支払うことが求められます。もしサハリン2からの調達を一方的にやめてしまったら、日本のエネルギー会社はバタバタと倒れるでしょうね」
英シェルは2月、サハリン2から撤退すると発表しました。
「確かに発表しましたが、具体的な期限や方法は示していません。今もシェルの要員はサハリン2に残っています。シェルの持ち株を誰が買うかも問題です。将来は中国が出資するのかもしれませんが、すぐに買い手は見つからないと思います」
本誌では東京ガス、内田社長のインタビューのつづきをお読みいただけます。
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