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目まぐるしく働く環境が変わっていく現代でビジネスの在り方やコミュニケーションの形も枠にとらわれてはいけません。
道なき道に正解のない選択。
幾度となく挑戦を繰り返し逆境に打ち勝ってきた経営のトップがPRESIDENTにて『仕事の哲学』を明かします。
低迷していたサンリオピューロランドの来場者を4倍にV字回復させた
サンリオエンターテインメント社長・小巻亜矢さんがインタビューに答えています。
まずは自分の感情を俯瞰せよ

自分の感情モニタリングが必要
まずメンバーと対話し、モチベーションを引き出すコミュニケーションが必要という小巻社長。
しかし、メンバーと対話してみるにあたっては、会話より深いコミュニケーション、
つまり、「対話」に必要な準備として「自分の感情モニタリング」が必要です。
忙しい毎日の中で、誰でも嫌なことや、心が揺らぐことはあります。
特に多くの困難に立ち向かうリーダーはなおさら。
ただ、それを抱えたまま仕事に臨んでしまうと、自分自身のパフォーマンスが下がるだけでなく、
職場での影響も及ぼしてしまうとのこと。
「私自身も、感情的になって言わなくてもいいことまで言ってしまい、その場を険悪なムードにしてしまうなど、数々の失敗をしてきました」
モニタールームの画面を見るように、自分の感情を客観視してみる
やり方はそれぞれの得意な方法でいいと言います。
「例えば、『私、イライラしている』『今はあのことが引っかかっているから心がすごく重い』『あのことは私の中で許せていないな』など、あたかもモニタールームの画面を見るように、自分の感情を客観視してみるのです。すると、イライラは消えなくても、イライラに振り回されなくなります。
なぜなら、自分がイライラしていると自覚できているからです」
この手法は、小巻社長が大学院で研究テーマとしていた対話的自己論に基づいているそうです。
『自分ってどういう人だろう?』と考えてみると、そもそも考えている自分が常に一定ではなく、
周囲の環境に影響を受けながら時々刻々と変化していることに気づくはず、
そして、その変化を引き起こしているのが“感情”であることがわかる、とのこと。
そうやって今の自分の気持ちに影響しているのはどの感情なのかを自分自身で理解する、
それが対話的自己論なのです。
“思考”と“行動”はコントロールできる
朝の時間などを活用して、まずは自分の感情をモニタリングしてみましょう。
気がかりなことがあったり、イライラしているようなら、好きなアロマの香りを楽しむとか、
電車の中で好きな音楽を聴くなどして、自分のマインドセットをしっかりと整えてみるのもおすすめ。
「『悲しい』とか『つらい』という感情を我慢する必要はありません。感情は瞬時に起こるものなので、コントロールはできないのです。しかし、“思考”と“行動”はコントロールできます。そのときの自分の心の状態を自覚したうえで、どういう振る舞いをするかを決めたらいいと思います」
本誌では対話のコツや、モチベーションを生む対話についても語られています。
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