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週刊ダイヤモンドでは、毎年ベスト経済書ランキングを紹介しています。
40年ぶりの高インフレと大幅な円安に見舞われた日本経済。
2022年のベスト経済書の顔触れにもそうした世相が反映され、物価や金融政策に関する書がランクインしました。
加えて、起業や中小企業の在り方を探究したものも上位に入りました。
2020年のランキング以降続く停滞する日本経済の活路を探る動きが表れたものといえるでしょう。
今回はランキングと共に、ベスト経済書の解説をピックアップします。
2022年『ベスト経済書』ランキング
1位 225点 『物価とは何か』著者:渡辺努
2位 97点 『中小起業金融の経済学』著者:植杉威一郎
3位 58点 『経済社会の学び方』著者:猪木武徳
3位 58点 『スタートアップの経済学』著者:加藤雅俊
5位 56点 『人の心に働きかける経済政策』著者:翁邦雄
FRB(米連邦準備制度理事会)のグリーンスパン元議長はかつて、
物価の安定を
「経済主体(家計や起業など)が、将来の物価の上昇・下落を気にすることなく、消費や投資を行える状態」
と定義しました。
その意味で2022年は、家計や起業が物価上昇、インフレを気にせざるを得なかった年でした。
2022年のベスト機材署のランキングにもそうした世相が反映されました。
1位は渡辺努・東京大学教授の『物価とは何か』。
得点は2015年のトマ・ピケティ氏の『21世紀の資本』以来の200点超え。
2位を100点以上も引き離しています。
物価を動かす要因や、日本経済がデフレを抜け出せなかった理由などを平易な言葉で説明しています。
文字通り「物価とは何か」が分かる書といえます。
本誌では2位以降の経済書についても解説・おすすめしています。
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