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“世界で最も有名な日本人”近藤麻理恵氏と、彼女のプロデューサーとして事業の成長を牽引してきた川原卓巳氏。
地球の未来を変える事業として世界的VCから期待を寄せられたビジネスの裏側が、
Forbes JAPANのインタビューで、いま初めて明かされます。
目標はかなり明確に立てる

持ち物一つひとつを手に取り、『ときめくもの』だけを残す。
それによって大切なものを見極める感覚が研ぎ澄まされ、
キャリアや人間関係など人生におけるすべての選択に変革をもたらします。
そう説いた近藤氏の著書『人生がときめく片づけの魔法』は、
世界40カ国以上で出版され、累計1400万部のベストセラーを記録。
Netflixで制作したドキュメンタリー番組『KonMari~人生がときめく片づけの魔法~(Tidying Up with Marie Kondo)』では、
近藤氏が米国各地の家庭を訪れ、片づけによって彼らの人生を激変させる様子が190の国と地域で配信されました。
2021年には新シリーズも始まり、昨年、同番組は『テレビ界のアカデミー賞』といわれるエミー賞(デイタイム部門)を受賞。
まさに世界規模の活躍です。
その端緒は2010年、片づけコンサルタントとして活動していた近藤氏が、
最初の著書『人生がときめく片づけの魔法』を日本で刊行したことにあります。
「このとき私は、この本を絶対にミリオンセラーにするという目標を掲げていました。単なるお片づけテクニックでは、一部の限られた読者にしか届けることができない。『ときめく』という言葉を使い、精神性や人生観を意識する本にしたのも、より多くの人にメソッドを届けるためです」
この戦略が功を奏し、同書はたちまち150万部を突破。
しかし近藤氏はこの成功に慢心しませんでした。
次に掲げたのは、1000万部という途方もない数字でした。
「目標はかなり明確に立てる」という近藤氏。
非現実的ともいえるこの数字を打ち出したとき、彼女の目は、すでに世界を見据えていたのでしょう。
英語もほとんどできないままアメリカへ

学生時代からの知り合いだった川原氏と結婚し、公私ともにパートナーとなったのは14年。
同年、『人生がときめく片づけの魔法』が米国で翻訳出版されました。
米『ニューヨーク・タイムズ』紙のコラムで紹介されて人気に火が付き、書店イベントや講演依頼が次々と舞い込むように。
川原氏は当時の状況をこう述懐します。
「あるとき、問い合わせメールのほとんどが英語になっていたんですよ。僕は英語が全然できなかったので、英文のメールを翻訳サイトに流し込んで内容を理解し、日本語で返事をつくってまた翻訳サイトに入れて英文で送るということを繰り返していました。その数が週200件に上り、もう必死でした」
日米を行き来するようになり、次第に年の半分は米国に滞在する生活に。
そして15年、米『TIME』誌の『世界で最も影響力のある100人』に選ばれると、忙しさはピークに達しました。
同時に第1子が誕生し、幼な子を日本に残して海外出張することもためらわれ、米国への移住を決意。
シリコンバレーとハリウッドに拠点を置きました。
「だから英語もほとんどできない状態でアメリカに進出することになっちゃったんですよ」
そんな彼女はアメリカでもさまざまな努力を怠りませんでした。
近藤氏と川原氏の運命を変えたのは米国で出会ったVC(ベンチャーキャピタル)、セコイア・キャピタルでした。
アップルやグーグルを無名時代から支えた世界最強のキングメーカーとともに築いた、異次元の戦略とは…?
インタビューの続きは本誌にてお読みいただけます。
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