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新型コロナウイルス禍をきっかけにアウトドアレジャー人気が高まりました。
ヤマハ発動機は主力の二輪車は好調、マリン事業では大型の船外機を投入してヒットに結びつけました。
次世代車の技術開発も積極化し、変革の時代に備えます。
日経ビジネス電子版では、ヤマハ発動機社長の日髙祥博氏にインタビューをしています。
バイクも多様性の時代となった
バイクの人気がここ数年高まっていると聞きます。
特に排気量125cc以上のバイクが好調です。
「久しぶりのブームが訪れていると見ています。契機となったのは新型コロナ禍です。大勢の人が集まるイベントやコンサートはおろか、飲食店にすら気軽には行けなくなりましたね。じゃあどうやって週末の余暇を過ごすか。そこで注目されたアウトドアレジャーでした。
バイクに乗って出かけてみようという機運が起きたのです。これは日本に限った話ではなく、米国や欧州といった先進国を中心に同じような動きが見られました。
女性や若者のライダーも増えています。
SNSの『インスタグラム』に載せる写真を撮るのに都合がいいということで、バイクを選ぶ方もいれば、ファッションの一部としてバイクを選ぶ方もいる。多様性の時代だなとつくづく感じます。
中高年の方の関心も高まっていますよ。過去にバイクに乗っていた『リターンライダー』が多い。これも新型コロナ禍の影響が大きいでしょう。家に引きこもってばかりもいられないから、久しぶりに二輪に乗ってみようかと思っていただいたようです」
趣向凝らし、ファン層拡大
どういった取り組みでファンを引きつけているのですか?
「バイクって1人で目的もなく走っても楽しいものですが、皆で集まりたいとかライダー同志でコミュニケーションを取りたいというニーズもあります。そこで力を入れているのが『ヤマハライダースカフェ』とか『ヤマハモーターサイクルデー』といったイベントです。
ライダースカフェは年20回ほど開催しています。日本のどこかに旗を立てて、『今度の日曜日、ここに集まれ』と呼びかけるのです。目的地にはテントを張って、コーヒーを飲み放題にする。
モーターサイクルデーは年1回開催の大規模イベントです。2022年は山梨県のリゾート施設で開催し、約5000人ものヤマハオーナーやファンを集めました。
今年は滋賀県で開催する予定です。ステージを作って当社が契約しているプロのライダーに登壇してもらったり、新車を並べたり、パーツやアクセサリーメーカーさんの商品を購入できたりと様々な趣向を凝らしています。
バイクに乗る目的を作り、楽しめるようにする。それがファン層を拡大し、引き留め続けるカギでしょう」
本誌では日髙氏のインタビューの続きをお読みいただけます。
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