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《激安葬儀のカラクリ》

仲介会社の参入に“アパマン僧侶”が
小さな葬儀で荒稼ぎ
コロナ禍を経て、『家族葬』や火葬場で法要を済ます『直葬』といった小規模葬儀が浸透しました。
『お葬式に関する全国調査』(鎌倉新書)によると、
葬儀の平均費用は2013年の130万円台から、2022年にいは70万円割れへと急降下するなか、
台頭しているのが“仲介業”です。
都内にある葬儀場経営者はこう話します。
「かつて大手の葬儀会社や寺は顧客を直接抱えていましたが、約10年前に始まった『小さなお葬式』を筆頭に、『イオンのお葬式』といった仲介業が急伸。彼らは最低限の祭壇などをパッケージ化し、『家族葬8万円~』と謳うので、費用が可視化され葬儀会社の価格競争に…」
仲介業の波に乗る者も。
近畿の小さな寺の4代目住職・田中孝雄氏(仮名)が語ります。
「私のような弱小寺の僧侶は、葬儀会社から法事の紹介を受けることも多い。ただ、なかにはバックマージンをせびる会社もある。それが嫌で仲介会社の依頼を積極的に受けるようにしました。同業者からは批判を受けましたが、お布施収入は以前の10倍です」
自身の寺のホームページにお布施の額も提示したところ、さらに法事の依頼は増加。
「ただ、同時にバイト感覚のアパマン僧侶(寺に所属せずにアパートやマンションに暮らしながら複合的に活動する僧侶)も成り立つようになってしまった。“下請け僧侶”が増え、檀家と誠実に向き合う僧侶の減少が器具されます」
仏教界の苦悩は続きそうです。
《ペットビジネスのカラクリ》

ペットの生命保障、定期フード購入で客単価を爆上げに!
週刊誌、SNSなどで“告発”が相次いでいるペットショップ最大手『Coo&RIKU』(以下クーリク)。
一昨年まで都内のクーリクで店長を務めていた佐伯康氏(仮名)が、
「私も命で売り上げ競争していました……」と涙ながらに儲けの裏側を明かしてくれました。
「生体販売だけの利益率は意外に低いんです。30万円で販売した犬の利幅は10万円程度。だから、オプションで稼ぐ。
上から“絶対つけるように”と言われたのが、最長100ヶ月の生命保障に、長期の定期フード購入。提携先のペット保険。もう押し売りで。犬パルボウイルス感染症などの致死率の高い病気を例に勧めれば、ほとんどの方がつけてくれました」
生体価格35万円の犬1頭に大量のオプションをつけて、75万円を売り上げたこともある佐伯氏。
1頭につき50万円を超す売り上げを立てるともらえる3%のインセンティブや、
販売成績を競う賞金レースも競争意欲を煽っていたようです。
前述の“生命保障”も問題視されていたと続けます。
「購入したペットに後に重い病気が発覚しても、『治療費を持ちます』ではなく、あくまで『交換できます』と対応する。お客さんから『命をなんだと思っているんだ!』と怒られることも多いです」
現在、クーリクは創業から二十数年で200店に店舗拡大。
手軽さと安価な値段で売り上げを伸ばし続ける裏には、そんな“闇”があったのです。
本誌では、他にも夜間往診アプリやコンカフェ嬢の時給など、
どう稼いでいるのかを大解剖しています!
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