塩こんぶで有名なフジッコが掲げた『原点回帰』の施策と商品の値上げ

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今号の週刊エコノミストの経営者インタビュー記事では、
フジッコの福井正一社長が登場。

塩こんぶや、ごま昆布など、大人気な商品が目立つフジッコですが、
“ニュー・フジッコ”と掲げた動きから、どのようにして成長を遂げてきたのでしょうか。

 

2020年ごろから“ニュー・フジッコ”を掲げ、商品の選択と集中を進めています。

 

当社は売り上げの9割を、商品全体の3割程度の品目で占めていました。そこでピーク時に450種類を超えていた商品のうち、利益率が低い43%を削減しました。ただし、主力商品の生産効率は高まったものの、(社全体としての)工場の生産設備はあまり縮小できませんでした。

一方、工場で働く従業員の残業はかなり減りました。他にもDX(デジタルトランスフォーメーション)化も兼ねた経費清算のシステム化銀行口座のスリム化など手間のかかることは全て変えました。全部門で生産性向上を目指しました」

 

22年度からの中期経営計画は最終年度となりますが、併せて効果はいかがですか。

 

「エネルギー価格、原材料費や物流費の高騰は、中期経営計画の作成当時より想像上に厳しい変化がありました。原材料の約25%が海外由来で、為替も大きく影響します。当初の営業利益目標42.5億円から、現在は20億円に修正しました。

なんとか“ニュー・フジッコ”で強化してきた開発力と営業力、そして豆・昆布製品に改めて注力する『原点回帰』の施策で、24年3月期は売上高、営業利益とともに前年を上回りました

 

各種の高騰が続く中、商品の値上げは避けられないですか。

 

「経営改革は続けていますが、社内でできるコストダウンだけでは全部を賄えない状況です。

例えば当社の主力商品で使う国産昆布の生産量は毎年落ちています。全盛期は3万3000トンほどでしたが、今年は1万トンを割るとも言われています。3倍まではいかずとも価格が上がりました。

商品では、家庭内で自ら料理をせずにすむ『即席タイプ』の商品のニーズが、(料理に一手間かける)加工食品に比べ増えてきました。即食タイプの商品は非常に利益率が低く、一方の加工商品は利益率が高いのです。

当社は1年半、昨年と、2回値上げをしました。ただ、(段階的に進めたので)個々の商品ごとにみれば、多くは1回だけです。通常、値上げ後は5〜10%の間で販売量的には落ち込みますが、当社の主力商品『ふじっ子煮』はおかげさまで数量が落ち込むことなく利益を確保できました。ですが、今年も値上げの検討はせざるを得ないと思っています」

 


 

本誌では、インタビューの続きをお読みいただけます。

 

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