ファーストリテイリング・柳井正「1日1日、1店舗ずつの積み重ね」

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世界一を目指す飽くなき向上心が、ファーストリテイリングの成長の原動力。

ユニクロ開業後の40年間は平たんな道のりではありませんでした。

会長兼社長の柳井正氏は、売上高3兆円の大台を突破してもなお、その先を見据えています。

 

日経ビジネス電子版に掲載されている、
ファーストリテイリング会長兼社長・柳井正氏のインタビューをピックアップします。

 

1日1日、1店舗ずつの積み重ね

 

売上高10兆円を目標に掲げています。

 

「本当はね、数字は言いたくないんですよ。独り歩きするんで。ただ具体性がないと実行ができないでしょ。我々の会社は途方も無い目標を掲げて、理想を実現する会社です。10兆円を超えても同じように成長していきたい。

(10兆円の内訳は)ある程度決めているんですけど、言うとそれに縛られる。世界の状況は変わっていきますよね。欧州や米国はすごく伸びると思います。それぐらいのポテンシャルはある」

 

約10年間ごとに売上高を3倍ずつ増やしてきました。

『3倍の法則』は今も続いていますか。

 

「続いていますよ。今後もっと速いペースでいくんじゃないかな。デジタルの時代になったので。売上高を3倍にするには、それまでの手法は通用しないんですよ。3倍の会社はどんなものなのか想像しながら毎日変えていく。毎日が転換期なんですよ。1日1日、1店舗ずつの積み重ねです」

 

「意味がある店舗」を出していく

 

売上高10兆円を実現すればアパレル世界首位も見えてきます。

 

「それは分かりませんよ(笑)。『ZARA(ザラ)』(を展開するインディテックス)が11兆円になるかもしれない。ただ僕は(ファーストリテイリングを)世界一の会社にしたいし、世界一のブランドにしたい。ここだったら安心だな、というブランドになりたいです」

 

欧米が成長をけん引しています。

 

「(ユニクロへの)評価が変わってきたんじゃないかなと思います。パリとロンドンでは、店舗数がザラや『H&M』と同じくらいになりました。欧州の店舗は歴史ある建物とかメインストリートとか、その都市で一番いい立地にあるわけです。だから欧州で今、爆発的に成長し始めたんだと思います。

よく分かったことは、『意味がある店舗』じゃないとダメだってことですよね。旗艦店みたいな『このお店だけは行ってみたい』と思う店でないと。チェーンストアの限界みたいなものがあります。クッキーカッターみたいにパンパンと即席でつくった(同じような)店だと歓迎されないですよね。

ザラも小さな店を閉めて大きな店に集約している。電子商取引(EC)だけでは存在感が出ません。存在感がない限り、お客様の心の中にブランドが存在できない」

 


 

本誌では、インタビューの続きをお読みいただけます。

 

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