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2024年2月の東京ドーム公演を最後に、惜しまれながら解散したBAD HOP。
クルーの頭脳・YZERR氏はラッパーを引退し2社を起業しました。
新たな夢を追いかける彼をForbes JAPANではインタビューしています。
巨大ヒップホップメディアを設立

YZERR氏は現在、自ら立ち上げた2つの会社を経営し、それぞれ事業のローンチに向けて動いています。
今秋に公開予定の国内唯一の総合ヒップホップメディア『FOECE MAGAZINE™』と、
2年前から開発を続けているブロックチェーンゲームです。
まずメディア設立の経緯を聞くと、
「日本にはヒップホップを専門に扱う巨大メディアが存在しない」と、指摘しました。
そこで国内外のヒップホップニュースを日本語で閲覧できるウェブメディアを用意し、
リスナーのリテラシーをもう一段階向上させようという狙いです。
さらに、トップアーティストのプライベートを覗ける動画コンテンツや
オーディションを通した新人アーティストの発掘機能も充実させ、外部から多種多様なユーザー層の流入を促します。
最大の特徴は、あらゆるヒップホップコンテンツが網羅されている点にあります。
米国では反対に、ヒップホップに特化した専門誌やラジオ局、
新世代のラッパーを紹介するネットメディアなどメディアが細分化しています。
しかし、それが可能なのは米国におけるヒップホップが、
音楽業界のセールスの25%を占める巨大市場だから(Luminate調べ、23年)。
国内シーンは未成熟のため、シェアを獲得しやすい統合型のメディアで勝負します。
次に、なぜブロックチェーンゲームなのでしょうか。
これは、大のゲームファンであるYZERR氏念願のプロジェクトで、
「ゲームをいくらプレイしたところでただの遊びにおわってしまう」という
ゲーマーの不満を解消するためのビジネスだといいます。
ブロックチェーンゲームは、通常のゲームとは異なりゲーム内の通貨やアイテムを
NFT(非代替性トークン)として保有することができるため、
これらを仮想通貨とトレードできる点が最大の特徴です。
世界全体のブロックチェーン市場は22年時点で46億ドルですが、
27年までには657億ドルもの市場規模になると予測され(MarketsandMarkets調べ、22年)、
近年、資金調達が急速に増加している分野でもあります。
NFTトークンを使用しない、リアル・マネー・トレードを採用したゲームは過去にも存在しますが、
YZERR氏がブロックチェーンゲームに惹かれた理由は、取引の透明性にあるといいます。
前者は裏オークションの取引や、不正行為による値上がりが問題視されています。
一方、取引がすべて台帳型で管理されるブロックチェーン技術を使えば、
より公平で安全な経済圏を実現できるというわけです。
「社会問題を解決する以外のことは眼中にない」
YZERR氏が目指すのは、ドネーション事業だといいます。
インタビュー全文は本誌にてお読みいただけます。
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