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2024-09-25 発売号 (2024年11月号)
今年、22年間にわたるプロサッカー選手生活に区切りをつけた長谷部誠さんが
今号のForbes JAPANのインタビューに答えています。
2008年にドイツへわたり、ヴォルフスブルクでリーグ優勝、フランクフルトでは欧州リーグ(EL)の制覇に貢献。
アジア人選手として最多、外国人選手で史上2位のリーグ戦384試合に出場という記録を残しました。
身体的パフォーマンスのピークが20代といわれるアスリートの世界で、なぜ40歳まで最前線で活躍できたのでしょうか。
この8月には日本代表コーチにも電撃入閣した長谷部さんが、ビジネスの世界にも通じる、活躍し続けるための思考習慣について語ります。
当たり前のことを真面目に実直に積み重ねる『凡事徹底』
18歳で浦和レッズに入団してから40歳まで、プロ生活は22年の長谷部さん。
「引退会見でもお話ししましたが、自分にはほかの選手より抜き出た武器がありませんでした。それでもプロを長く続けられたのは、武器がないゆえに『どうすれば自分は生き残れるか』と考え続けたからでしょう。
選手のなかには『自分はこのポジションでしか試合をしたくない』とこだわりをもつ人もいます。僕自身、高校生のころまでは自分がチームの中心選手だったし、こだわりも強かった。
でも、プロに行ったら自分より才能のある人が大勢いて、もはや王様ではいられない現実を突きつけられました。生き残りたければ、こだわっている場合じゃない。それからは監督に出ろと言われたらどこでも喜んで出るし、『なぜ自分がここで使われるのか』『どうすればチームがうまくいくのか』をとにかく考えました」
練習前や練習後のストレッチは必ず行い、当たり前のことを実直に積み重ねることも大事だと話します。
「もうひとつ挙げるなら、当たり前のことを真面目に実直に積み重ねる『凡事徹底』でしょうか。ありがたいことに監督やコーチ、チームメイトは『長谷部はプロの鏡』と評価してくれます。『必ず練習開始の2時間前にグラウンドに来て、怪我をしないように毎日20~30分ストレッチや軽い筋トレをしてから練習に入り、練習後も毎回マッサージの人に体を触ってもらう。若い選手は見習いなさい』というわけです。
準備やクールダウンに手間を掛けるのは、プロとして普通のことです。本当にストイックな選手は、食事まで厳しく管理しています。それに比べれば僕は揚げ物や和菓子をよく食べるし、ぜんぜんストイックじゃない。生き残りたいなら、練習前のストレッチくらい当たり前にやらないと」
本誌では、ドイツで監督に突き放されてしまった頃に諦めずに一日一日続けてきたことなども語っています。
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