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今号の日経ビジネス電子版の『経営者リレー対談』では、味の素・社長最高経営責任者(CEO)の藤江太郎氏と中外製薬・社長最高経営責任者(CEO)の奥田修氏が対談しています。
味の素・藤江氏を指名した、中外製薬・奥田氏。
お二人には面識はなく、今回の対談をきっかけに知り合ったといいます。
対談は熱を帯び、人事制度改革や中期経営計画の廃止など話題は多岐にわたりました。
その根底にあるのは社員の主体性をどう引き出すかという共通の問題意識です。
JTC(伝統的な日本企業)から脱却するには自発型の企業文化の醸成で一致しました。
人を重視した経営の考え方が似ている2社
『手挙げ』がキーワード
中外製薬・奥田氏(以降・奥田氏):これまで藤江社長にお会いしたことはなかったのですが、人を重視した経営の考え方に以前から興味を持っておりまして。この機会にお声がけさせていただきました。
味の素・藤江氏(以降・藤江氏):大変光栄です。今日はぜひ「さん」付けでお願いします。
奥田氏:そうですね。それでいきましょうか。
藤江氏:奧田さんの講演や御社の統合報告書を拝見していると、考え方が似ているなと思う点がいくつもあります。「人材」を会社の材料ではなく財産と見て「人財」と捉えているところとか。
奥田氏:まさに人を中心に会社が回っているので、人が気持ちよくやりがいを持って働ける場や機会を提供したいと思っています。社員がキャリアを自分でデザインして、その通りにできるような仕組みを作りたい。会社が決めるよりも断然やる気が出ますし、それが社員の人生には良いのかなと。
2025年1月からはジョブ型制度の対象を幹部社員から一般社員に広げる予定です。さらに空きポストが出たら手挙げで立候補できるようなジョブポスティングも導入すれば、意欲のある人を後押しできると考えています。
藤江氏:やはりお話を伺っていると、弊社とほぼ同じ方向性かなと思いますね。
奥田氏:同じようなことをされているんですか。
藤江氏:我々も手挙げというのが一つのキーワードになっています。
本誌では、お二人の対談の続きをお読みいただけます。
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