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世界経済を牽引するイノベーションの中心地で、日本企業のプレゼンスの向上を。
活動開始から10年。
日米のリーダーをつなぐコミュニティが進化の時を迎えています。
今号のForbes JAPANでは、会員制プラットフォーム『SVJP』について特集しています。
日本とシリコンバレーのトップが集う
会員制プラットフォーム『SVJP』とは?
2024年10月中旬、米カリフォルニア州サンフランシスコしないにあるアジア美術館で、日米のビジネスリーダー150人が一堂に会するガラパーティーが催されました。
主催したのはNPO『シリコンバレー・ジャパン・プラットフォーム(SVJP)』。
同NPO会員の三菱フィナンシャル・グループ社長兼グループCEOの亀澤宏規氏や、東京海上ホールディングス会長の永野毅氏など約150人が見守るなか、日本のビジネスの発展に寄与した米国の起業や企業を称える『SVJP イノベーター・アワード2024-Forbes JAPAN協賛-』の授賞式が行われました。
“デカコーン(評価額100億ドル以上の未上場企業)”に成長したソフトウェア企業Nothion(ノーション)のアイバン・ザオCEOが企業家賞、2024年春にIPOを果たしたサイバーセキュリティ企業Rubrik(ルーブリック)がスタートアップ賞、半導体大手NVIDIA(エヌビディア)が功労賞をそれぞれ受賞しました。
参加者のひとりで、ルーブリックを代表して表彰式に臨んだ共同創業者兼最高技術責任者(CTO)のアルビンド・ニトラカシャプは、ガラパーティとその前日に行われていたリトリート(年次会合)について次のように振り返ります。
「素晴らしいイベントでしたよ。日本のさまざま業界のリーダーたちと会うことができました」
太平洋の両岸の経営者たちに出会いの場を。
それこそ、SVJPが創設された目的です。
SVJPは公益財団法人『国際文化会館』と『米日カウンシル(米国:NPO法人、日本:公益財団法人)』のもとで運営されており、日本と米西海岸にあるシリコンバレーの両地域のリーダーが交流するためのプラットフォームを提供しています。
いわば“産学官のリーダーたちのためのコミュニティ”です。
会員制のSVJPは『企業会員』と『アントレプレナー会員』で構成され、前者として東京海上グループやサントリーホールディングス、日本電気(NEC)、三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループなど、後者ではメルカリ創業者兼CEOの山田進太朗氏、マネーフォワード創業者兼CEOの辻 庸介、ラクスル創業者でジョーシス創業者権CEOの松本恭攝氏などが名を連ねます。
会員企業向けのコーポレート・プログラムでは、経営者同士が意見交換できる年次会合のリトリートや、最新の知見を学べる勉強会が催され、起業家向けのアントレプレナー・プログラムには、米ベンチャー投資家(VC)や経営者と交流できるシリコンバレー訪問などがあります。
ですが、プログラムの内容以上に重要なのが、そのものが各界のリーダーが互いに“オーセンティック(自然)に語り合える場”となっている点です。
「区分に関係なく、会員はシリコンバレーのリーダーと人脈をつくり、関係を築きたいと考えている」と、米VCエボリューションの共同創業者で、SVJPで共同議長を務めるサイマ・ハサンは説明します。
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