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毎年、夏になると球児たちの熱い戦いが繰り広げられる
「全国高等学校野球選手権大会」
高校野球や甲子園とも言われるこの大会がだんだんと変わってきていると、
今号の日経ビジネス電子版【雑誌セット定期購読】では特集。
高校野球の育て方改革について、ピックアップしてみました。
絶対的な監督と生徒というタテ社会の象徴とも言える高校野球が変わりつつあります。
サインなどでしばらず、生徒の自立的な成長を促しつつ、どう成果にもつなげていくのか。
指導者の試行錯誤から、ビジネスの現場でのマネジメントや人材育成の要諦を探ります。
「自ら考える」高校野球
8月5日開幕した夏の全国高等学校野球選手権大会。
「高校野球らしくない」と言われる、とあるチームが甲子園の土を踏みました。
青森代表の弘前学院聖愛高校。
その特徴は「ノーサイン野球」です。
試合中、監督は作戦を指示するサインを出しません。
高校野球では、送りバント、盗塁などの指示が1球ごとに出されるのが一般的です。
聖愛では選手が状況を判断し自ら動きます。
監督が何もしないわけではありません。
次に打席に立つバッターや、ベンチで準備している選手と徹底的に会話します。
「選手がどうしたいのかを聞いて『バントをします』というのであればやってくれと。違うと思えば自分が意見することもあります。ノーサインにすることで、選手たちが思考する数が圧倒的に多くなります」。
チームを率いる原田一範監督は、ノーサイン野球の意図をこう説明します。
監督からただ問い詰められるだけでは、委縮する選手も出てしまうでしょう。
原田監督は部員に自らを「のりさん」と呼ばせ、距離感を知覚することで話をしやすい空気をつくります。
もちろん、決まりを破るといった行為に対しては厳しく指導します。
なれ合いににはならない形で、本音で話し合える関係性を構築しようと腐心します。
弘前学院聖愛の「自立した選手」を育てる仕組み
■試合中はノーサイン、練習も選手が考える
意思疎通は会話で。「なぜ?」と問い続け考えを深めます。
■全員が「●●リーダー」に
野球でけではなく、環境整備やファッションも。役割が人を育てます。
■練習は短時間
平日は3時間で朝練もなし。「練習に飢えた」状況がPDCAの質を上げます。
まだまだ弘前学院聖愛高校の原田監督のお話は続きます。ぜひ、本誌でチェックしてみてください。
本誌では他にも、「インフロニアの野望」として岐部一誠社長のインタビューなどを紹介されています。
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