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週刊エコノミストより2026経営者への編集長インタビューをピックアップしました。
今号のインタビューはTOTO社長・田村信也氏です。
普段のトイレを「健康の入り口」に
TOTO社長・田村信也 インタビュー
――主力商品のウォシュレット(温水洗浄便座)が好調です。
田村 2025年11月に累計出荷台数が7000万台に達しました。
1980年の販売開始以来、地道に広がり、(あるタイミングで売り上げが急増する)Jカーブを描くように成長しています。
中国市場の落ち込みの一方で、米国市場の普及が影響しました。
とはいえ、ここまで順調だったわけではありません。
米国では「トイレの話」ということでテレビCMでの露出が難しかったり、高級ショッピングモールでの出店を断られたりすることもありました。
――どう乗り越えましたか?
田村 口コミともに最近ではSNSを通じてウォシュレットの良さが広がったとみています。米国では日本人観光客が多いハワイのホテルなどで広がり、ロサンゼルスなどの西海岸へ波及し、さらにラスベガスやマイアミを経てニューヨークなどの主要都市いへ飛び火しました。
――社長就任からもうすぐ1年です。ここまでの手応えは?
田村 就任直後は中国事業の構造改革の一環として、製造2拠点の閉鎖に伴う特別損失の計上を発表するなど非常に重たい仕事から始まりました。
就任1年目は「しゃがみ込む年」でしたが、26年度以降に飛躍するために必要な準備の時間だったと考えています。
――中長期経営計画では、30年度の「売上規模1兆円以上」を掲げています。見通しは?
田村 中国の減少分を完全に回復することは難しく、達成時期はややずれるとみています。とはいえ、目標の達成が困難になったということではありません。確実に達成できる目標だとみています。
――25年夏には、便を自動計測する便器を発売しました。
田村 ウォシュレットに内蔵された「便スキャンセンサー」で落下中の便をスキャンし、便の形、色、量を自動で計測します。
データはスマートフォンのアプリ「TOTOウェルネス」に記録され、便の状態に応じた情報が表示されます。
センサーを応用すれば、今後は尿やガスなど測定の範囲を広げることもできると考えており、可能性は無限大です。
1人暮らしの高齢者の見守り機能にも活用できるかもしれません。
日々のトイレの健康の入り口になるよう、引き続き商品開発に取り組みます。
トイレが健康の見守りに!これは画期的ですよね。もっと詳しいインタビューは本誌でご覧ください。
本誌では他にも、防衛産業の経済学などを紹介されています。
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