
PRESIDENT(プレジデント)
平等に1日24時間が与えられていても、余裕を見せつつ仕事で成果を出す人もいれば、 いつも忙しくて自分を見失っている人もいる。 自分の時間を上手くマネジメントする方法を考えよう。今月のプレジデントの特集は“時間革命”。 立命館アジア太平洋大学学長・出口浩明氏とサイボウズ代表取締役社長・青野慶久氏に現代流、時間の活用術をお聞きしました。
働き方改革で、日本の職場はどう変わった?

立命館アジア太平洋大学学長・出口浩明
残業の削減などの新たな方針で多くの管理職が困惑していると語る出口氏。
意識の持ち方さえ変えれば仕事のやり方も一新するのかと言えば、 そんなことはありません。出口氏は、『人間は環境が変わらなければ、意識も変わらないものだ』と言います。 ただ、「会議を減らせ!」と命じられても、大半の人はそのままの内容で会議を進めることになります。 それは主催する側が自分の会議は大事なんだと信じているから。 その場合は思い切って、経営者が会議室の数を減らしてみるのが良いのだとか。 つまり、強制的に今までの半分しか会議ができない状況にしてしまうんですね。 環境を変えることで人はやっと工夫を始めるのだといいます。 確かに、普段は2時間かかる部屋の掃除も、突然の来客があると30分で終わったりします。 しかもそっちの方が綺麗になったりして……(汗) 瞬時に最低限必要なポイントを判断しているんでしょうね、あれは。 状況や環境が、行動に影響を与えるというのは納得できます!
サイボウズ代表取締役社長・青野慶久
金曜の夕方に来た仕事依頼は断っていいルールです。と自社の働き方改革を語る青野氏。
金曜日の夕方にお客さんから「今日中に見積を出してほしい」と連絡が来たとします。 そこでやりますと言ってしまうと間違いなく残業になる。現代は多くの企業が残業削減に向かっています。 そんな中でこのような「強制残業の案件」にどう対処するのか、悩むところですよね。 しかし、青野氏は社員に断ってもかまわないよと提示しているのです。 そんなことしちゃって、お客さんが離れてしまうのでは……? なんてちょっと不安になってしまいます。 でも、青野氏は、
もし断ってお客さんが離れてしまってもそのお客さんがライバル会社に流れてくれれば、 ライバル会社が困るだけですから。とただ笑っているのです。 なんとも器が大きい考え! 目からうろこが落ちます。 もしかしたら私たちも日常的に、やらなくてもいいことを多くやっているのかもしれません。 あなたもぜひ本誌を読んで”時間革命”を起こしていきましょう◎
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