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『自然共生サイト』をご存じですか?
「民間の取り組みなどによって生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定する仕組みで、大手企業が管理する森林などが現在選ばれています。
そんな自然共生サイトについて、今号のランドスケープデザインで特集。
自然共生サイトの詳細や、認定されている場所をピックアップしてみました。
自然共生サイトから環境を考える
自然共生サイトはネイチャーポジティブ実現に向けた取り組みとして、地域における生物の多様性の増進のための活動の促進等に関する法律に基づき、企業の森や里地里山、都市の緑地など民間の取り組み等による生物多様性を増進する活動計画を国が認定する制度です。
本項では現在、自然共生サイトの認定を進めている環境省の吉田宗史氏に自然共生サイトの成り立ちや認定拡大に向けての動きなどについてお話を伺いました。
2つの計画認定制度
■増進活動実施計画
企業などが作成する里地里山の保全、外来生物の防除、希少種の保護といった生物多様性の維持・回復・創出に資する活動計画。
■連携増進活動実施計画
市町村がとりまとめ役として多様な主体と連携して行う活動計画。生物多様性維持協定※が活用できる。
※20年の協定締結で相続税・贈与税に係る評価額の20%控除
3つの活動タイプ
・維持タイプ
堂谷津の里(NPO法人バランス21)(千葉県)
・回復タイプ
石垣島のサンゴ産卵ファーム(八重山漁業協同組合サンゴ種苗生産部会)(沖縄県)
・創出タイプ
AQURIO(アクリオ)(河村電器産業株式会社)(福島県)
自然共生サイト事例①

京都市 梅小路公園 朱雀の庭・いのちの森
梅小路公園は都市化された市街地の中心における大規模な緑の拠点として整備された都市公園です。
園内には池泉回遊式庭園である「朱雀の庭」と復元型ビオトープである「いのちの森」が一体となった有料区域として整備されています。
公園の整備は1992年に始まり、「都心の緑の創造」、「歴史の継承と未来への飛躍」をテーマとしたシンボル的な施設として、1995年に「朱雀の庭」が、1996年に「いのちの森」がそれぞれ整備されました。
自然共生サイト事例②

一般社団法人シモキタ園藝部 シモキタのはら広場
シモキタのはら広場は小田急線の地下化に伴う地上線路跡地開発の一部で、もともと線路だった場所につくられました。
土地の所有は小田急電鉄であり、世田谷区と小田急電鉄がそれぞれ半々を整備していますが、両者の協力のもとシームレスな公共の緑地広場として2022年7月にオープン。
まだまだ自然共生サイトの紹介は続きます。ぜひ詳細は本誌でご覧ください。
本誌では他にも、ランドスケープアーキテクトのための日本庭園講座なども連載されています。
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