【時価総額日本一】三菱UFJ・半沢社長が語る、銀行×証券×信託を融合した“金融仲介の高度化”とは

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三菱UFJフィナンシャル・グループでは、今何が行われているのでしょうか。
今号の日経ビジネス電子版【雑誌セット定期購読】では、「AI時代の金融進化論」を紹介。
その中でも三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)社長・半沢 淳一氏のインタビューをピックアップしてみました。

 

 

時価総額1位、AI時代の金融進化論
7月13日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が時価総額で国内1位に躍り出ました。
金利上昇で貸出利息が伸び、投資家から業績拡大への期待が高まっています。
経営・業績とも盤石だが、世界の金融業界を見渡すとトップ5の壁は高い。
巨大企業にありがちなスピード感の欠如も、改善する余地はまだ残ります。
AIの台頭が業界の秩序を変えるなか、新たな金融の形をどう作るのか。
国内王者のプライドをかけて新領域に挑むMUFGの取り組みに迫りました

 

 

MUFG、未完の王者

 

 

新たな資金循環生み出す

[三菱UFJフィナンシャル・グループ社長]・半沢 淳一

経営統合により三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が誕生して20年。
構造改革の成果は着実に表れ、時価総額で日本企業トップに躍り出ました。
今後はグループ一体経営をさらに進化させ、世界トップ5の座を目指します。

 

── 先日の決算会見で、「構造改革モードから成長志向モードへ完全にチェンジできていない」といった発言がありました。やるべきことが残っているとすれば何でしょうか。

マイナス金利に代表される超低金利時代が10年以上続き、海外での成長を求める一方で、構造改革も進めてきました。それがあったからこそ、金利のある世界に変わった今、収益を上げることができつつあると思っています。

 

例えばシニアローンの審査でも、「それが我々にとってギリギリのリスクテイクなのか」という点には議論の余地があります。資金供与の手法も、(出資と融資の中間的な性質を持つ)メザニンや、さらにはエクイティ(株式)という形で、お金の出し方をさらに追求できると考えています。

 

伝統的な商業銀行業務によって収益を稼ぐことも、金利のある世界において資金収益を上げるという意味では非常に重要です。

 

金利上昇局面でモデル変える

ただ、金利上昇がずっと続くわけではありません。この金利上昇局面でビジネスモデルを変える準備をする。これこそ絶対にやらなければいけないことです。

 

我々は預金、貸出業務、決済業務という伝統的な商業銀行業務だけでなく、信託や証券など様々な機能を持っています。これを私はつなげていきたいのです。

 

──「つなぐ」というのは具体的にどういうことでしょうか。

資金需要が高まっている企業に対して、家計から、国内の投資家から、海外の投資家からの資金を結び付けるような動きをしっかりと今から準備しておく。法人のお客様の課題起点で資金循環をしっかり生み出し、手数料収益をしっかり上げられるようなビジネスモデルをつくる。

私はこれを「金融仲介の高度化」と言っています。

 

まだまだインタビューは続きます。ぜひ、続きは本誌でどうぞ。


 

本誌では他にも、「インフレ時代に100円で勝負」なども紹介されています。

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