【料理家歴25年の体型キープ法】高タンパク質ごはんと無理しない『ながら運動』

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年末年始の食べ過ぎで増えた体重や、年齢とともに“厚み”を増したおなか、お尻周り…。

そんな悩みも日々の暮らしを見直せば、少しずつリセットできるんです!

ESSEでは、無理なく取り入れられる食事、運動、日常動作のポイントを紹介しています。

 

高タンパク質ごはんとながら運動で
料理家歴25年でも体型キープ

 

 

がんばりすぎない習慣も、継続すれば効果が

 

味見や試食を繰り返す料理家の仕事を長年続ける藤井恵さん。

体型キープの秘訣は、毎日の食事とストレッチ、無理のない運動の積み重ねでした。

 

ジム通いを挫折した経験から“がんばりすぎない”がモットー。そのときの体調や生活スタイルに合うことを取り入れています。なにごとも続けることで効果が出るから、我慢や無理は禁物です」

 

最近は、代謝が落ちて体の重さを感じるようになってきたそう。

 

「この年齢になると、単純に体重を落とすだけでは貧相な印象になってしまいます。そこで、筋力維持と美肌に必要なタンパク質の摂取や、適度な筋肉をつけて代謝アップを意識するように。体型維持はもちろん、数字にとらわれない、先を見据えた体づくりも目指しています」

 

【朝】朝食の品数は多めに
器のサイズはひと周り小さく

 

以前は朝、夕の1日2食だったため、量はもっと多かったそう。

 

「量を減らして品数を増やせるようになったのは子どもが独立してから。小さな器にたっぷり盛れば、見た目も満足。大豆食品は必ず加え、タンパク質をしっかりとります

 

【朝】朝いちばんに白湯&黒酢ドリンクを飲む

 

白湯で体を内側から温めたあとに、内臓脂肪を減少させる効果がある黒酢ドリンクを摂取。

 

「黒酢は、水と甘い酵素シロップを加えて飲みやすくしています」

 

【朝】起きてすぐに股関節をストレッチ

 

寝起きのままベッドの上で股関節をぐっと開き、そのまま前屈。

 

「何度か繰り返すうち、眠っていた体が自然に目覚めてきます。股関節がやわらかくなると、日常の動きもスムーズに」

 

股関節回りにはたくさんの筋肉が張り巡らされています。

ここをほぐしておくと、筋肉をしっかり使えて、カロリーを消費しやすい体になります。

 

【昼】昼食は栄養満点のヨーグルトボール

 

ナッツとベリーは、脳を掃除してくれると聞いて、積極的に食べています」

 

昼食でも、ヨーグルトときな粉でタンパク質を摂取。

 

【昼】気づいたときに肩甲骨回しと水分補給
体の巡りをよくする

 

「肩甲骨を動かすと基礎代謝が上がると聞き、回したり、きゅっと寄せたり。体の巡りを意識して水をこまめに飲んでます」

 

背中や肩回りの筋肉をゆるめると、自律神経が整って食べ過ぎを防げます。

水をこまめに飲むのも、腸を刺激して自律神経を整える効果があります。

水は飲む目標量をボトルに入れておけば、量が把握できて◎。

 

【昼】デスクワーク中は腹圧を意識して座る

 

デスクワーク中は、おなかに力をぐっと入れて。

 

「気づくとイスの背にもたれているので、そのたびに『あ!』と姿勢を正します」

 

簡単なことだけれど、これも小さな筋トレの積み重ね。

姿勢保持や、家事で体をよく動かすといった身体活動の消費カロリーは1日の消費カロリーの25~30%。

じつはジムでのトレーニング以上の効果があります。

 

また、仕事中は加圧ソックスを愛用しているそう。

むくみは放っておくと、定着してしまうことも。

 

「つま先のないふくらはぎ用タイプは洋服を選ばずに履けて便利ですよ」

 

休日は1時間ほど早歩きでウォーキングしています。

できるだけ大股で、腕を後ろに大きく振り、肩甲骨を意識して動かすのがコツ。

 

「スニーカーだけ履いて、いつもの服で。日常の延長だから続きます」

 


 

本誌ではさらに詳しく体型キープのコツや、太らない習慣を掲載しています。

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