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『太る』理由は、日々の生活習慣にあります。
自分では気にとめていないその習慣が、もしかしたらあなたの太る原因かもしれません。
栄養と料理では、全国でも珍しい『メタボリック外来』で
約20年にわたって診療を続ける浅原哲子さんに太る生活習慣について解説しています。
まずは、自分の“くせ”を知ることから

私が診療にあたる国立病院機構京都医療センターは、
国立の病院としては日本初の『肥満・メタボリックシンドローム外来』を約20年前に解説しました。
遠方からもたくさんの方が、“ぽっこりおなか”を本気で解消したいと来院されます。
診療はていねいなヒアリングからチーム医療で始めますが、
その中で本人が気にとめていない生活習慣上の問題点が多々浮かび上がってきます。
肥満の人にありがちなのが、自分の食べ過ぎに気づいていないこと。
家族みんなが大食漢だと、その食べ方があたりまえになっているのです。
間食もあたりまえ、夜の遅い食事もあたりまえに。
そういった自分のくせ、つまり無意識のうちに行っている習慣的なよくない行動に気づくことが、
リバウンドしない健康的なダイエットにつながります。
【食事編】こんなこと、心当たりありませんか?
《早食い》カレーにラーメンハンバーグだって全部『飲み物』
早食いは食べ過ぎを招き、肥満の原因になります。
食事をして「おなかいっぱい」と脳が満腹感を感じるのは食べ始めてから約20分後。
それまでは満腹感が得られず、どんどん食べてしまうことに。
《大皿盛り》テーブルの真ん中にドンと大皿料理
あなたの食卓ではごはんのおかずは大皿盛りですか?
みんなで大皿をつつくのは楽しい反面、食べた量がわからなくなったり、
家族につられて箸の運びが早くなったりするものです。
《片づけ食い》もったいない!全部食べればSDGs
家族の食べ残しを「もったいないから」と食べていませんか?
主婦の『片づけ食い』は、女性の太る原因の上位にあげられます。
せっかくの“もったいない精神”が仇となるのは残念なこと……。
「だいじょうぶ 俺はいつでも やせられる」

男性に多いのが、「やる気を出せば、いつでもやせられる」という思い込みです。
食べすぎても「断食すれば帳消しにできる」と考えがちですが、
そういう人は、減量できてもすぐにリバウンドして外来に戻ってきます。
昔20kgの減量に成功した体験が逆にマイナスに働いて、
「いつでもできるから、今はまだいいや」となかなか本気を出せない人もいます。
もし、本気を出せない自分に気づけたなら、次は「ダイエット宣言」をしてみてはいかがでしょうか?
公言した以上絶対にやせなくちゃと、自分への動機づけになりますし、
まわりからの協力も得やすくなります。
ダイエット仲間を作ったり、家族に日々チェックしてもらったりできる人は、
減量に成功しやすいものです。
ここでは多くの患者さんに見られる生活習慣の傾向を紹介します。
【生活編】こんなこと、心当たりありませんか?
《余計な買い物》特売日まとめ買いして達成感!
あなたは食材の買い出しにメモを持たず、余計なものを買いすぎていませんか?
特売日にまとめ買いする、季節限定や数量限定などの限定ものについ手がのびる人も要注意。
計画性のない買い物は、食べすぎの原因になります。
《断れない》もう一杯、すすめられたら断れない
「もっとどうぞ」とすすめられたら、断れなくてつい流され…。
お酒の席や食事会で気をつかい、食べ過ぎや飲み過ぎを招いていませんか?
本誌では、他にも太る原因につながる生活習慣が紹介されています。
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