【セキュリティ対策】電子マネーを求められたら注意!迷惑メールの仕組みと手口

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Apple製品をはじめとしたデジタルデバイスが普及したことで、
多くの人が毎日何らかの形でインターネットに触れています。

しかしその便利さと同時に、ネット詐欺を筆頭としたセキュリティ上のリスクも増加

そういった脅威に対して、何か対策はとっていますか?

 

「私は大丈夫。Appleデバイスは絶対に安全」

こう思っていたら大間違いです。

 

必ず“抜け穴”は存在し、自らを守るためには個々人のリテラシー向上や対策が必須です。

そこでMac Fanでは専門家や知識人を招いてセキュリティ対策講座を特集!

今回は迷惑メールの仕組みと手口についてピックアップします。

 

身近で起こっている怖い事件
迷惑メールの仕組みと手口とは?

 

 

特別講師として教えてくれるのは、ロケットニュース24編集長のGO羽鳥さん。

詐欺被害の入り口としてもっとも身近な迷惑メールの手口や対策方法を語っています。

 

Mac Fan:羽鳥さんは数々の迷惑メール業者に立ち向かってきた『迷惑メール評論家』でもあるんですよね。

 

羽鳥さん「はい。2012年に僕の楽天のアカウントが乗っ取られたことをきっかけに、ときに騙されたフリをしながら、迷惑メールを追いかけて実態を暴く活動をしてきました」

 

迷惑メール事態はかなり古くから存在すると思うのですが、そのトレンドには変化があるのでしょうか。

 

「あくまで僕が観測を始めてからではありますが、実は基本構造は同じなんですよね。

具体的には、迷惑メールをきっかけにやりとりを重ね、ビットキャッシュなどの電子マネーを要求してくる手口が主流です」

 

なぜ現金の振り込みなどではなく、電子マネーを要求されるのでしょうか。

 

「電子マネーだとコードのやりとりだけで済むので、足がつきにくいんです」

 

なるほど。実際に詐欺の入り口となる迷惑メールには、どんな種類があるのでしょうか。

 

「多種多様ですが、『出会い系』を装うパターンは特に多いです。

URLの書かれたメールやメッセージが届き、そのURLをクリックすると出会い系サイトのようなWebページに飛ばされます。僕の場合、年齢の近い女性のプロフィールが表示されました。そこではメッセージのやりとりができるようになっていて…という流れです」

 

そのサイト自体は違法性のないものなのでしょうか。

 

「いえ。会員登録した覚えがないのになぜか会員番号が割り振られているなど、まったくデタラメサイトです」

 

羽鳥さんはそこで実際にやりとりを進めたわけですよね。

 

「もちろん(笑)。メッセージを送ると、名前を尋ねられました。その後の返事も自然でしたし、自動化されているのではなく、ちゃんと人が文章を入力しているな、と感じましたね」

 

そのあとは?

 

やりとりを続けたり、電話をかけるには電子マネーが必要になるパターンがほとんどです。コミュニケーションが取れる分、電子マネーをコツコツとむしり取られてしまうのです」

 

緻密な手口に注意

 

ほかの手口についても教えてください。

 

「高額当選をエサに、詐欺サイトに誘導する手法もあります。『7700万円当選!』なんてメールが来た経験がある人は多いんじゃないでしょうか」

 

たしかによく聞く手法です。

しかし、それに騙されるとどんな被害に遭うのかまでは想像がつきにくいですね。

 

「サイトに誘導されたあとは、振り込みのための口座情報尋ねられます。口座情報を入力すると、『振り込みましたが、入金額が高額なのでエラーが出てしまった』と連絡してくるわけです。

そして、『エラー対応費用として1万円分の電子マネーを送ってください』と続きます」

 

そのあとに振り込まれる7669万円に比べたら微々たるもの、ということですか。

 

「そうです。このように基本的には人間の欲望につけ込んで来るんですよ。そもそも口座情報を知られること自体、危険ですけどね。

あとは『国際ロマンス詐欺』と呼ばれる手口も多く見られます」

 

どんな手口ですか?

 

「電子マネーを振り込ませるというゴールは同じですが、日本語が堪能な異性の外国人が巧みにアプローチを仕掛けてきて、被害者に恋愛感情を抱かせるのが特徴です。長い時間をかけてコミュニケーションを重ねることが多く、信頼してしまいやすいという、かなり巧妙なパターンです」

 

被害者にならないためには、どんなことに注意をしたらよいのでしょうか。

 

知らない人からのメールやメッセージは、完全に無視することです。仮にやりとりを始めてしまったとしても、電子マネーや仮想通貨というワードが出たら危険、と覚えておきましょう」

 


 

本誌では、実際に届いた迷惑メールやSMSでのやり取りも紹介されています。

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