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アップルの2024年9月に発売した『iPhone 16』シリーズ。
独自開発のAI(人工知能)が搭載されたり、シャッターボタンがついたりと
注目される新機能がたっぷり追加されています。
今回は、今号の日経トレンディにて特集されている新作のiPhone 16シリーズの新機能についてピックアップします。
AI機能で先行するグーグルを猛迫
機密性に配慮したエッジAIで差別化
アップルが2024年9月に発売した『iPhone 16』シリーズは、
同社のティム・クックCEOが「『Apple Intelligence』のためにゼロから設計された」と語る通り、
独自開発の生成AI(人工知能)への完全対応が最大の進化となりました。
プロセッサー性能を高めただけでなく、バッテリー容量増や放熱設計強化など、
AI機能の利用増に合わせたかのような性能向上がなされています。
初めて搭載されたセンサー式の『カメラコントロール』ボタンも、
発売当初は撮影時のシャッターボタンやズーム操作の役割ですが、
アップデートで被写体の状態をAI検索する『視覚的インテリジェンス』の機能を呼び出せるようになります。
グーグルとの対決構図は、より強まりました。
同社は21年から写真内の邪魔な写り込みをAIで消し去る『消しゴムマジック』を搭載するなど
端末上でAIを動作させる仕組みを先駆けて取り入れています。
24年8月に発売した『Pixel 9』シリーズでは、自然に会話ができる音声アシスタントの『Gemini Live』を搭載予定。
文章の作成なども『Gemini』アプリで可能になりました。
しかし、Apple Intelligenceも機能的にはかなりグーグルに追いついてきました。
後発になる分、iPhoneの標準アプリとAIを密接に結合したのが強み。
例えば、メールの返信を書いたり、長い文章をようやくしたりといった操作は、
『メール』アプリのメニューからAIを意識せずに呼び出せます。
『ボイスメモ』アプリでは、録音から起こしたテキストを要約できます。
音声アシスタントの『Siri』も文章の読解能力が付き、長い命令に対応可能になります。
またアップルは、グーグルよりも端末内でAIの処理を完結させる『エッジAI』にこだわり、
クラウドでの処理が必要な際にも個人情報を一切残さないよう配慮しています。
元々プライバシーを重視していたアップルの方針が、AIにも貫かれたと言えるでしょう。
残念なのは、日本語対応が後回しになっていること。
多言語対応のスピードをいかに上げるかは、グーグルと共通の課題です。
本誌ではAI機能やPixelとiPhoneの機能比較なども細かく掲載されています。
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