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近頃変なメールが来る、電子マネーの残金はこんなに少なかった?
時にはSNSに心を削られ…。
スマホにある大事な情報や心に影響するSNSまわりのこと。
トラブルを避け、大切なものをどう守りますか?
ananでは、スマホ(デジタル)に関する詐欺やトラブルなどを特集しています。
個人情報が流出すると大きく2つの危険あり

スマホの中はさまざまな個人情報で溢れている…という意識は誰の心にもあると思うけれど、
改めて個人情報とはどんなことを指すのでしょうか。
「噛み砕くと、『その人が誰なのかがわかる情報』です。名前はもちろん、生年月日や電話番号、顔写真など、単体では誰かわからなくとも、組み合わせで特定個人を識別できる情報が個人情報です」(弁護士・蔦大輔さん)
スマホに蓄積されている上記のような個人情報。
それを第三者に知られてしまうと、どんなリスクがあるのでしょうか。
「多くは金銭を騙し取られるなどのお金絡みか、ストーカー被害です」(ITジャーナリスト・高橋暁子さん)
個人情報はどんな経路で流出してしまうのでしょうか。
また、個人情報にも関わるスマホの乗っ取りや詐欺メールの受信はなぜ起こるのでしょうか。
警察庁サイバー警察局にも資料提供など協力をしてもらいながら、
ananでは恐怖の9つの流出経路と対策を紹介。
フリーWi-Fiへの接続

『暗号化』されたネットワークかどうか、フリーWi-Fiに繋ぐ前に確認しよう
公共施設やカフェ、ホテルなどで自由に使えるフリーWi-Fi。
高橋さん「通信内容が暗号化されていないネットワークに繋ぐと、スマホの画面を第三者に盗み見られる危険性があります。ネットワーク通信を使う状態でIDとパスワードなど個人情報を入力すると、第三者に筒抜けになってしまう。大事な情報を打ち込まなければ被害に盗み見られないように、暗号化されたネットワークか否かを使用前に確認しましょう」
蔦さん「フリーWi-Fiのなかでは、スマホのキャリアのものなら安全性は高いでしょう。正式なものに見せかけた偽の接続もあるので、注意しましょう」
暗号化されているネットワークって?
・Wi-Fiの名前の隣にカギマークがついているもの
・httpsから始まるサイト
パスワードの使い回し

ネット上のサービスを利用する際に求められることが多い、アカウントの作成。
IDとパスワードの設定が必要ですが、IDはメールアドレスが多く、
パスワードは任意の英数字や記号の組み合わせ。
蔦さん「それがどこかのサービスから流出すると一大事。リスト型攻撃といって、第三者が著名なサイトで不正ログインを試みるんです。パスワードを使い回しているとログインされてしまい、不正送金などに悪用されてしまう。パスワードは長いほど安全で、サービスごとに変えるのが必須です」
でも、ひとつひとつ覚えておくのは至難の業。
どうすればよいのでしょうか。
高橋さん「『コアパスワード』を活用すればそれも可能に。名前や生年月日など自分と紐づく情報は避け、興味のあるフレーズをもとに作成するのがポイントです」
QRコードでの支払いや個人情報の入力

お店のレジ付近に置いてある、支払い用のQRコード。
それを偽のQRコードとすり替えて、第三者のアカウントに支払いを登録させる詐欺もあるといいます。
決済画面では指定の金額が支払われたことが表示されるため、店の人もすぐには不正に気づけないことも。
蔦さん「よく見ると、本物のQRコードのシールが貼ってあるんです。ステッカー型詐欺ともいいますが、街頭のポスターにもそのケースがあります。例えば、イベントのポスターのQRコードの上に、偽のQRコードが貼り付けられている。イベントの情報を入手しようとスキャンすると、フィッシングサイトに飛びます。とはいえ、サイトにアクセスしただけで、個人情報が抜かれることはありません。そこで入力するのがNGです」
本誌では、他にも6つの詐欺・トラブルの詳細が紹介されています。
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