【南場智子×アン・ミウラ・コー】国境越える生成AI『新時代』の起業へ

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ディー・エヌ・エー(DeNA)創業者で、経団連の副会長として政策提言『スタートアップ躍進ビジョン』をまとめた南場智子氏。

米シリコンバレーのベンチャーキャピタル(VC)Floodgateの共同創業者でパートナーとして活躍するアン・ミウラ・コー氏。

 

このお二人をゲストに日経ビジネス電子版では、日米のスタートアップエコシステム(生態系)の違いや、生成AI(人工知能)の可能性について語り合っています。

 

国境越える生成AI
『新時代』の起業へ

 

米ライドシェア大手のリフトに初期段階から投資をするなど、シリコンバレーで成功を収めているベンチャーキャピタリストのアンさんから見て、日米のスタートアップの違いは大きくどこにあると考えますか。

 

アン氏:規模や件数など大きな違いはありますが、一番は起業家でしょうか。米国は日本に比べて野心的です。1つの事業で成功を収めようと努力をする点では変わらないでしょうが、成功のレベルが異なる。自社が手掛けるサービスや製品のヒットが、ある地域や国での成功ではなく、世界規模。その野心が将来的には数十億ドルから数兆ドルの価値を生む。

ただ、それは日本でも可能です。ソニーグループやトヨタ自動車のように、グローバルな規模で影響を与える企業はたくさんある。新しい世代の日本の起業家には「あなたもその一人になれる!」と伝えたいですね。

 

南場氏:アンの前向きなところがすごく好きです。ただ現実的には人材のギャップは感じますね。日本人にも、とても優秀な人はたくさんいますが、少し残念なのは「みんな同じ夢を見がち」なところです。周囲に影響されやすい。知的で賢い人はたくさんいるけれど、ユニークさで驚かせてくれる人にはなかなか出会えません。教育制度の改革は不可欠ですね。

技術がどんどん進化して、人工知能(AI)がしゃべり始め、考え、提案までしてくれる時代です。

 


 

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