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地震、噴火、台風、豪雨…。
国は防災グッズの準備を促しますが、正直値段が高い。
また、出かけ先など“備え”がないときに被災した場合、どのように対応するのが正解なのでしょうか?
今号のSPA特集記事では、0円で代用できる防災サバイバル術を伝授します。
あと10年で「超大災害」は必ず来る!
まずは知識を備えるべき
災害大国日本で、次にくるのは巨大地震か、異常気象か、火山噴火か。
地球科学者・田浩毅氏は、「30年代までにマグニチュード(M)9クラスの南海トラフ地震は必ず起きる。首都直下地震はいつ起きてもおかしくない」と断言します。
政府の想定では、同地震の最大死者数は32万人。
「さらに巨大な津波が時速数十キロの猛スピードで襲ってきますし、地震の揺れでマグマが刺激され火山噴火もありうる。当然、災害関連死は国の想定以上に多くなるはず」
備えは必要ですが、防災セットにかかる費用は一つ2万円台として家族4人の場合、買い替え含めかなりの額に……。
だからこそ知識が必須だと同氏は続けます。
「全国民一人一人が防災の知識を持てば、死の確率は減らせます。発想を少し変えるだけで人の命を救えるんです」
今こそ真剣な対策を。
ゴミ袋やタオルが被災回避のアイテムに?
有事の際は着の身着のまま避難することもあるでしょう。
もしも防災服などの備えが一切ない場合、少しでも身を守る方法はあるのでしょうか?
「倒壊した街を歩くときでも、靴に大きなビニール袋を履いて段ボール板を仕込み膝まで覆う長靴をつくれば、瓦礫の小さな破片や液状化による泥水から足を守ることができます」
そう話すのは、防災士の草野かおる氏。
日用品を本来の用途以外に転用していく意識も、サバイバル生活では肝になると言います。
「ラップ一つとっても、新聞紙と一緒に体に巻けば腹巻きにできたり、傷口に巻いて止血したり。手に巻けば簡易手袋になり衛生面も担保することができます」
日頃からアイデアを増やしておくのがオススメ。
日用品を活用した防災術
防災ヘルメット→タオル+ボウル
キッチン用品のボウルを頭にかぶり、タオルで固定するだけで簡易ヘルメットの出来上がり。
パーカーのフードと紐で固定する方法でもOK。
ボウルと頭にタオルを挟むと衝撃からの緩衝材になります。
防寒具→新聞紙+ラップ
身近にあるラップや新聞紙は暖を取るのに最適。
ラップ→クシャクシャにした新聞紙→ラップの順で体に巻き付けると、腹巻き風に使えます。
太い血管のある首や手首に新聞紙を巻くだけでも温かいです。
本誌ではさらに、被災回避アイテムの活用法を紹介しています。
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