
SPUR(シュプール)
【コロナ脅威の中メッセージ発信する人たち】
女優・杏さんのギター動画配信に込めた意味
4月14日に女優・杏さんによってアップされた動画が話題になりました。 ブルーのカジュアルウェアでくつろぎながら、ギターを弾き語りしています。 歌っているのは1970年代に活躍したフォーク歌手・加川良の「教訓Ⅰ」のカバー曲。 後ろでは小さな子どもが絵本選びに夢中になっています。 平和で穏やかなひとときに響く、透明感あふれる歌声です。 コロナの脅威に怯える私たちの心にスーッと入り込んで潤いと癒しをもたらしました。「動画を撮ったのは、緊急事態宣言が東京に出る前でした。まだ現場も普通に動きつつ、この先どうなるんだろうという不安な時期でした。その頃、この曲をよく聴いたり、歌ったりしていて、『こんないい曲があるんだよ』というのを友人と共有するために録画したんです」 誰かの指示を待つのではなく、今自分が守るべきものは何だろうと考え、 『命はひとつなんだよ』というこの歌のメッセージが心に響き、 杏さん自身が、この曲で奮い立っていたといいます。
普段からギターはよく弾いているという杏さん。 子ども達と一緒に歌ったりもするそうです。 動画の公開については、直前まですごく悩んでいたそう。 「お仕事の関係で外に出ざるをえない方もいるわけで、そういう方々がこの歌を聴いたら不快に思うんじゃないだろうか。後ろ姿とはいえ、子どもが映り込んでいるのはまずいんじゃないだろうかと。それでもこの歌がすごくいい歌なので、みんなと共有したいという一心でした」
自粛期間中、杏さんのお子さんは3人ともまだ幼いので いつか将来に『あのとき、こんなだったよ』と子ども達が振り返れるように、 4月から日記をつけているそうです。 今感じていることを忘れずに、常に”日常”の幸せを大切にしていきたいですね。 杏さんのインタビュー全文はこちらからお読みいただけます。
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