
Veggy(ベジィ)
服と酒を愛する窪塚洋介
「どんな服を着るかよりも誰が作ったものを着るか」
◆この記事が掲載されている雑誌は、期間限定で丸ごと1冊読むことができます◆窪塚: 昔からプライベートでは裏原宿系の人たちと繋がりがあり、仲間たちが作った服を着てきました。『似合う/似合わない』を基準軸にするのではなく、そこに『縁』ができたから身につけるという考え方で、基本的にはそのスタンスは今も変わっていません。 “どんな服を着るかよりも誰が作ったものを着るか”が信条で、そこに込められた想いというものも自分がチョイスしたい大事な要素になっています。 でも最近は腸活や微生物や発酵というキーワードのもと知り合った人たちが作っている服が必然的にサステナブルなものだったりするので、着るものもおのずと変化してきています。まさに自分が求める『縁の種類』が変わった結果ですね。 下川: 僕たちは窪塚さんが発信されていたファッションや生き様、そしてメッセージに憧れ続けてきました。僕は主演された映画『GO』に出逢ったことで人生が変わったと言っても過言ではないのですが、僕たちも40代の入り口が見えてきて『縁の種類が変わる』という言葉は非常に理解できる言葉です。 窪塚: 直感で「これはかっこいい!」と感じてそれ以外に余計な言葉がいらないものはいつの時代でもかっこいい。でも”これがなぜかっこいいのか”を言葉で説明できることもかっこいいです。 本来地球を汚しているものを原料にして、こんなにも素敵なアイテムに生まれ変わらせているというアップサイクルのストーリーは、俺だけじゃなく仲間たちにも同様にそんなチョイスをするようになっています。 そして、俺が変わると俺のことを応援してくれているファンの人たちにも少なからずエフェクトできる。そういう環境が自然な形で起こっています。 ファッションに限らず、「かっこよくて楽しくて、いつの間にか世界が変わっている」というやり方は俺らみたいな奴が入っていきやすい。 でも、同時に本質を捉える「THINK」を突き詰めることはとても大事なことだし”狂育”によって洗脳されていない連中だからこそできることはあります。 昔はカウンターカルチャーの側で、”こんな世の中はおかしい”とドロップアウトした人たちが、そこから地球愛を芽生えさせてオーガニックやサステナブルの道を突き進み、今では誰よりも先人を切って動いています。
窪塚さんと語る『UPCYCLE B』
古原: 『UPCYCLE B森タン』のベースとなっているのは『森のタンブラー MUGI』というアサヒビールとパナソニックが共同開発したエコカップです。
その名称の通り、原料はビールに欠かせない麦を使用しています。アサヒビールのグループ会社に『アサヒビールモルト』という麦芽やホップを製造・販売する会社があります。各種麦芽を用途に合わせて焙煎するなど加工も行っています。
その際には大きな焙煎機を使用しているのですが、その影響で麦芽同士がぶつかることで粉末が出ることは避けられない問題でした。どうしても香りが強くなるため家畜の食糧としても利用しづらいくらいです。食品ですからそのまま廃棄するのではなく、アップサイクルできないかと考えていた時に、パナソニックが開発した『高濃度セルロースファイバー成形材料』の技術を知り、それを応用させていただく形でコップを作ったことがきっかけです」
エコアルフは、思想を伝えるために、イベント主催の他にも、さまざまな催しに出店しています。
三者とも、サステナブルライフをどんどん広げるという共通点から、 本誌ではさらに熱いサステナブル対談が繰り広げられています。 こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限: 2021年1月13日 Thursday

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