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あの5人が帰ってくる…!
2021年11月3日より、劇場にて『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』が
ライブフィルムとして上映されます。
フィガロジャポンでは、監督を務める堤幸彦さんと、櫻井翔さんが語り合っています。
100台以上のカメラを使って撮影された
前代未聞のライブ映画

2020年12月31日、国民的人気グループ、嵐が長い歩みに小休止を取りました。
TV番組や街中の広告で、彼ら5人が仲良く集う姿を当たり前のように眺めていた日々、
いまではとても遠く感じます。
今回のライブ映画でメガホンを取ったのは、
嵐の原点とも言える初主演映画『ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY』(2002年)の監督でもある堤幸彦さん。
5万2千人の観客で埋め尽くされた東京ドームでのライブを、
100台以上のカメラを使って撮影するという、前代未聞の試みでした。
ライブという空間を、真空パックに閉じ込める
今回の映画で最もフォーカスしたかったのは、嵐のどんな部分ですか?
堤:この映画では、ライブにおける1時間近い5人のトーク、最も感情が表れるアンコール、このふたつをすべてカットしています。なぜそうしたか。それは観客のみなさんに、“歌って踊る”というライブの芯の部分だけで、真っ向から彼らと向き合い、いかに5人という人間を見つけられるか……。
ちょっと言葉は乱暴かもしれませんが、125台のカメラを使った壮大な実験とも言える作品の中で、嵐を愛するみなさんに、“見えないお土産”を持って帰ってほしい。それは撮っている時も、編集をしている時も、共通して思っていたことでした。
櫻井:僕は、“真空パックに閉じ込める”と表現したんですが、やっぱり映画って何年経っても、その時その時に楽しめて、毎回新たに感じることがある、そういうものだと思っているんですね。
19年の12月23日という日を、僕たちは堤監督に閉じ込めてもらって、それをひとたび開ければ、音も映像も、香ってこそこないけど、匂いまで感じとれるくらい、臨場感いっぱいに蘇ってくる。
メンバーの松本が中心になって構成した僕らのコンサートは、2019年当時の日本最新の技術、最高峰のスタッフが集まって作った特別なライブだったんです。それを、他でもない堤監督が日本最大級の映画として撮影してくれた。
記録ってすぐに乗り越えられちゃうものだと思うんですけど、その当時の最先端をこういう形で記録できたというのは、僕らだけでなく、スタッフや業界にとっても、非常に意味があるものだったんじゃないかなと思います。
堤:それがまたコロナの直前だったというところにも、何かひとつあるよね。
櫻井:結果そうですよね。まさかこんな時代になるとは、夢にも思ってませんでしたから。
本誌では堤監督と櫻井さんの対談の続きをお読みいただけます。
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